関西地方にある国立中学校の基本情報まとめ

全国の国立中学校

関西地方にある国立中学校の基本情報をまとめました。

・京都府

・滋賀県

・兵庫県

・大阪府

・奈良県

・和歌山県

※情報はすべて2019年12月現在のものです。

 

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京都府にある国立中学

・京都教育大学附属桃山中学校

・京都教育大学附属京都小中学校

・京都府立洛北高等学校附属中学校

・京都市立西京高等学校附属中学校

・京都府立園部高等学校附属中学校

・京都府立福知山高等学校附属中学校

・京都府立南陽高等学校附属中学校

国立中学校が1校、国立義務教育学校が1校、公立中高一貫校が4校。

京都教育大学附属京都小中学校については、完全小中一貫校であるため、中学校からの入学はできない。

当サイトの主旨は中学受検のため、一覧に掲載はするが詳細は省く。

※国立義務教育学校については、用語集【義務教育学校】を参考にどうぞ。

国立中学校・公立中高一貫校に関する用語集
国立中学、公立中高一貫校などを受検しようと下調べをしていると、聞いたことのない言葉、あるいは聞いたことはあるけど具体的にはよく分からない言葉に触れることがあります。 そのたびに調べればいいんですが、「まぁとりあえずスルーしておこうか」...

 

京都教育大学附属桃山中学校

「豊かな感性、輝く個性、拡がる共生」が教育目標。

『MET』と呼ばれる総合学習が実施されており、日本文化や国際化、芸術面などで課題解決学習の基礎を学ぶことができる。

またオープンセミナーも開催されており、中学校の学習内容に沿った専門家による講演を聞くこともできる。

また、海外からの帰国生徒のためのクラスも用意されている。

 

京都教育大学附属高等学校への内部進学者は、平成29年は約63%。

希望者全員が内部進学できるわけではなく、内申点などによっては外部受験を余儀なくされることもある。

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は60。

 

受検科目

学力検査:国語(40分)、算数(40分)、理科・社会(合わせて40分)

小学校からの報告書

以上ふたつを総合的に判断して選考を行う。

以前は実技検査として、音楽や図工、家庭科、体育も受検科目に含まれていたが、2019年からは筆記試験のみとなった。

過去問は書店やネットで購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 168 162 59 2.74

中学校の定員は120名だが、小学校からの内部進学者が含まれるため、例年、合格者は60名前後となる。

倍率は3倍前後であることが多い。

 

基本情報

住所:京都府京都市伏見区桃山井伊掃部東町16

電話: 075-611-0264

 

京都教育大学附属京都小中学校

完全小中一貫校であるため、中学からの外部入試不可。

そのため、詳細は割愛。

 

京都府立洛北高等学校附属中学校

教育目標は「未来を切り拓く強い意志、高い知性、豊かな感性をもつ人間の育成」。

6年間を3つの段階に分け、基礎、興味の発見から発展的な学習へ、そして自信が希望する進路実現に備える。

「洛北サイエンス」と名付けられた授業では、大学や企業、研究所などと連携して、体験的な学習を通して最先端の科学手法を学ぶことができる。

高校の先取り教育、少人数制、スーパーサイエンススクール指定校の一環としての授業など、学習面は非常に充実している。

放課後の学習相談や休日の補習、学校生活でのメンタルケアなどのサポート体制も整っている。

 

部活動も活発に行われており、生徒の大半が加入。

良い成績をおさめている部もある。

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は63。

京都府内の公立・国立中学の中では最難関レベルである。

 

受検科目

小学校からの報告書

面接

適性を見る検査

以上を総合的に判断して選考する。

令和2年入学要項には、学力検査を行わない旨の表記がなされている。

平成30年度の「適性をみる検査」では、小学校学習指導要領に即した範囲の総合問題が出題された。

適性をみる検査1:読解力、表現力、理解力。作文含む。

適性をみる検査2:資料の読み取り、論理的思考、科学的思考

適性をみる検査3:合理的、論理的思考力、問題解決能力

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 294 287 80 3.58

 

基本情報

住所:京都府京都市左京区下鴨梅ノ木町59

電話:075-781-0020

 

京都市立西京高等学校附属中学校

「『進取・敢為・独創』の校是の下、エンタープライズシップにあふれた、21世紀をリードし、未来社会を創造する人材を育成する。」が教育目標になっている。

6年間の中高一貫教育の強みを活かし、中高合同研修会や教科会を行い、高校卒業後の進路や将来の展望を見据えた教育活動を行っている。

その一つが、学力向上プラン。

自学自習の内容を高め、家庭学習の習慣をつけることにより、予習→授業→復習を徹底させている。

また、学習支援として当校卒業生によるボランティアも行われている。

 

高校卒業後は、国公立大学や難関私立への進学者が多くみられる。

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は62。

京都府の中でも人気校のひとつである。

 

受検科目

小学校からの報告書

適性をみる検査1:与えられた課題を理解し、自ら考えたことを文章で表現する力を測る。

適性をみる検査2:与えられた課題を理解し、論理的に思考、表現する力及び数理的に処理する力を測る。

適性をみる検査3:与えられた課題を理解し、自然や社会の事象を科学的に思考、表現する力を測る。

面接:中学校への志望動機等について質問し、コミュニケーション能力(聞く力、話す力等)及び課題解決能力をみる。

以上を総合的に判断し選考を行う。

過去問は書店やネットで購入可能である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 562 554 120 4.62

倍率は例年高く、過去5年は5倍前後で推移している。

 

基本情報

住所:京都府京都市中京区西ノ京東中合町1

電話:075-841-0010

 

京都府立園部高等学校附属中学校

教育目標は「生徒の個性・学力・人間性を育み、志高く創造性に富んだ未来社会の形成者を育成する。」

キャリア学習として、職場体験学習や職業人インタビューなどが実施されている。

邦楽体験や日本舞踊体験など、日本文化により深く触れるための取り組みも行われている。

 

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は59。

 

受検科目

小学校からの報告書

面接

適性を見る検査

受検科目は、京都府立洛北高等学校附属中学校と同じ。

適性をみる検査1では読解力、表現力、理解力を、適性をみる検査2では資料の読み取り、論理的思考、科学的思考を、適性をみる検査3では合理的、論理的思考力、問題解決能力を問われる。

過去問題は、ネットや書店で購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 59 59 40 1.48

募集定員は40名。

ここ数年は、1.5倍前後で推移している。

 

基本情報

住所:京都府南丹市園部町小桜町97

電話:0771-62-0051

 

京都府立福知山高等学校附属中学校

『「個を活かし、公に生きる」人間の育成』『「グローカルに活躍する」人間の育成』が教育目標。

国語、社会、数学、理科、英語、美術、音楽で少人数制授業が行われ、一部の科目では先取り教育も実施されている。

夏期講習では学習面だけではなく、フィールドワークなどで体験を通じた学びにも取り組める。

海外からの留学生受け入れも行っており、異文化に触れる機会も多い。

部活動への取り組みも熱心で、地域の大会で優秀な成績を残している生徒も多数。

 

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は57。

 

受検科目

小学校からの報告書

面接

適性を見る検査

受検科目は、京都府立洛北高等学校附属中学校、京都府立園部高等学校附属中学校と同じ。

学校HPでは、

普段からたくさん本を読み、身の回りの問題などに興味・関心を持って、自分で考え判断し解決しようとする姿勢が大切だと考えています。

との記載がある。

 

適性検査1:提示された文章について、筆者の考えを的確に読み取り、内容及び表現や言葉の意味・用法等について正確に理解し、要約するなどの作業を行う。与えられた条件の下で自分の考えなどを適切に表現する。

適性検査2:図表やグラフ、資料等を的確に読み取り、社会的事象及び自然の事物や現象の特徴を把握し、科学的・論理的な思考に基づいて課題解決に向けた考察等を行う。社会的、科学的な見方や考え方などを基に、課題に対して総合的に考え、判断し、表現する。

適性検査3:数量や図形に関する課題に対し、筋道を立てて考える。式や計算を用いて課題を的確に処理するとともに、言葉、数、式、図、表等で表現する。

 

過去問は、ネットや書店で購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 95 95 40 2.38

ここ数年の倍率は、2.3倍前後で推移している。

 

基本情報

住所:京都府福知山市土師650

電話:0773-27-2151

 

京都府立南陽高等学校附属中学校

平成30年に開校された、新しい附属中学校。平成30年4月9日が第一回目の入学式だった。

「語学力・創造力・哲学を備え、新たな価値を創造する人」を育てたい人間像としてかかげている。

目標像通り、力を入れているのは、英語・科学・哲学の3つ。

 

英語に関しては1年生から特別科目として「トイフルチャレンジ」をおき、より実践的な語学力の習得を目指す。

オールイングリッシュの合宿や海外留学なども行っている。

科学分野では、探求学習を軸に実験や体験学習などを通して、郊外の研究機関などに成果を発信する。

その一方で、伝統文化事業として茶道教室なども実施されている。

 

新しい中学校のため、偏差値の公開はまだされていない。

しかし進学先である南陽高等学校の偏差値が62~68であることから、学力の高い生徒が集まることが予想される。

 

受検科目

小学校からの報告書

面接

適性を見る検査

受検科目は、京都府立洛北高等学校附属中学校、京都府立園部高等学校附属中学校、京都府立福知山高等学校附属中学校と同じ。

適性検査1:提示された文章について、筆者の考えを的確に読み取り、内容及び表現や言葉の意味・用法等について正確に理解し、要約するなどの作業を行う。与えられた条件の下で自分の考えなどを適切に表現する。

適性検査2:図表やグラフ、資料等を的確に読み取り、社会的事象及び自然の事物や現象の特徴を把握し、科学的・論理的な思考に基づいて課題解決に向けた考察等を行う。社会的、科学的な見方や考え方などを基に、課題に対して総合的に考え、判断し、表現する。

適性検査3:数量や図形に関する課題に対し、筋道を立てて考える。式や計算を用いて課題を的確に処理するとともに、言葉、数、式、図、表等で表現する。

過去問は、ネットや書店で購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 120 117 40 2.93

 

基本情報

住所:京都府木津川市兜台6丁目2番地

電話:0774-72-8730

 

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滋賀県にある国立中学

・滋賀大学教育学部附属中学校

・滋賀県立守山中学校

・滋賀県立河瀬中学校

・滋賀県立水口東中学校

国立中学が1校、公立中高一貫校が3校の計4校。

「滋賀県立守山中学校」「滋賀県立河瀬中学校」「滋賀県立水口東中学校」はともに滋賀県立中学校で、受検日が同じ日に行われる。

そのため、現時点では県立3校の併願は不可能。

 

滋賀大学教育学部附属中学校

滋賀県内唯一の国立中学校。

敷地内に付属幼稚園と附属小学校が併設されている。

文部科学省指定校、エネルギー教育指定校になっている。

2学期5期制をとっており、それに見合ったカリキュラムを組んでいる。

 

それぞれの教科のほかに、総合学習として『BIWAKO TIME』『COMMUNICATION TIME』『情報の時間』『科学技術科』などがある。

情報機器の有効活用や見方を利用して、生徒の感性を磨き、論理的に考える力を高める。

中高一貫校ではないため、高校進学時には外部受験が必要。

卒業生には難関高へ進学している生徒も多くみられる。

 

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は58。

滋賀県内トップクラスの学力を誇る学校である。

 

受検科目

基礎学力試験(国語、算数、理科、社会)

面接

内申書

以上を総合的に判断し選考する。

過去問は書店やネットで購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 53 20 2.65

定員自体は108名だが、8~9割が小学校からの内部進学者。

そのため、中学校からの外部入学者枠が非常に少ない。

 

基本情報

住所:滋賀県大津市昭和町10-3

電話:077-527-5255

 

滋賀県立守山中学校

滋賀県内ではトップクラスの学力で、最難関中学である。

この学校の特色ある授業科目として、「人間探求学」「ディベート」「サイエンス」「ソーシャルスタディ」があげられる。

人間探求学:人間の在り方や生き方を広く考察し、その学びから自ら学び考える力を培う。

ディベート:国語でのディベート、英語でのディベートがある。

サイエンス:数学サイエンス、理科サイエンスがある。

ソーシャルスタディ:広い視野に立ち現代社会に対する理解を深め、国際感覚を養う。

 

部活は現在9つあり(高校だけのものもある)、基本的に全員加入となっている。

平成30年までは、スーパーグローバルハイスクールの指定校だった。

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は59。

だが実際にはもう少し偏差値が高いのでは、という声も多い。

 

受検科目

作文

適性検査

面接

個人調査報告書

以上を総合的に評価したうえで選考を行う。

作文については、考えたことや感じたことを論理的に表現する力、ものごとを科学的に探究する力などをみるようにしている。

適性検査については、課題を見つけよりよく問題を解決する力、分析したことを説明する力などをみるようにしている。

学校HPに、数年分の過去問が掲載されている。

また、書店やネットでも過去問は購入可能。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 373 369 80 4.6

非常に人気のある学校で、例年、倍率は4倍を超える。

 

基本情報

住所:守山市守山3丁目12番34号

電話:077-582-2289

 

滋賀県立河瀬中学校

平成15年から公立中高一貫校となった。

改修工事が行われたので、外観は非常にキレイで私立校を思わせるほどである。

この学校の特色は、「国際理解教育」「ICT教育」「アカデミックプログラム」「ディベート」の4つ。

 

国際理解教育:異文化理解を深めるため、海外研修などを活発に行っている。

ICT教育:ICTとは情報通信技術のこと。ICT機器の活用により、授業をより効率的に行う。

ディベート:チームで協力しながら、論理的思考力を養う。

アカデミックプログラム:大学や研究施設で最先端の技術に触れる。

また、キャリア教育や中学校での先取り学習も行われている。

 

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は54。

部活動では吹奏楽部が非常に強く、女子生徒の比率が高い中学校である。

 

受検科目

作文

適性検査

面接

個人調査報告書

同じ滋賀県立中学校である、滋賀県立森山中学校、滋賀県立水口東中学校と受検科目は同じである。

試験内容も統一されており、過去の出題問題については学校HPのリンクから見ることができる。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 140 140 80 1.8

例年、2倍前後の倍率で推移している。

 

基本情報

住所:滋賀県彦根市川瀬馬場町975

電話:0749-25-2200

 

滋賀県立水口東中学校

平成15年に、中高一貫校として開校された。

「夢未来探求」と呼ばれる総合学習の時間があり、自らの研究課題を深めることやプレゼンテーション力を身につけることができる。

オーストラリアの姉妹校と交流を続けており、留学やホームステイ受け入れなどで国外の人との相互交流も可能。

中高の6年間を3つの段階に分け、それぞれに応じたカリキュラムが作られている。

 

シリタスによると、2019年12月現在の偏差値は52。

真面目な生徒が多い学校である。

 

受検科目

作文

適性検査

面接

個人調査報告書

同じ滋賀県立中学校である、滋賀県立森山中学校、滋賀県立河瀬中学校と受検科目は同じである。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 147 147 80 1.8

2018年の倍率は1.5。

 

基本情報

住所:滋賀県甲賀市水口町古城が丘7-1

電話:0748-62-6745

 

兵庫県にある国立中学

・神戸大学附属中等教育学校

・兵庫教育大学附属中学校

・兵庫県立大学附属中学校

・兵庫県立芦屋国際中等教育学校

 

神戸大学附属中等教育学校

「グローバルキャリア人」の育成を目指し「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」を伸ばし、主体的に行動できる生徒を育てる。

この4つの育成のために、教育課程内外全般に組み込まれている。

中高6年間で目指すべき人間像を育成するための具体的なロードマップを作っており、各教科での教育目標も掲げている。

英語教育に力を入れており、国際交流や留学なども多く実施されている。

また、スーパーグローバルハイスクールの指定も受けている。

神戸大学との連携の一環として、大学院生をアドバイザーとした研究活動や大学講義への参加も認められている。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は68。

数年前に現在の副校長に代わってからの志願者数の右肩上がりぐあいは、目を見張るものがある。

 

受検科目

適性検査(言語表現、数理探求、自然環境と市民社会(選択))

作文

調査書

神戸大学附属中等教育学校には、受検方法が2つ。

・一般適性検査:オーソドックスな受検

・グローカル適性検査:海外や他府県に住んでいる場合の受検法(条件があるので要確認)

グローカル適性検査の場合は面接があるが、一般適性検査の場合は面接がない。

 

配点が公表されており、適性検査は各100点ずつで計300点満点。

作文と調査書は30点ずつ。計360点満点となる。

適性検査に関しては、合格者の平均正答率は約75%。

基本的な問題をミスなく正答するというのが、一番のポイントになりそうである。

過去問は書店やネットなどで販売されている。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 833 142 5.86

ここの中学は、受検科目を選択することができるため、どちらを選ぶかによって倍率が異なる。

また男女の人数を合わせるために、男女別に見ると女子の倍率が高くなる傾向がある。

 

基本情報

住所:兵庫県神戸市東灘区住吉山手5丁目11-1

電話:078-811-0232

 

兵庫教育大学附属中学校

「『生きる力』の育成を目指し、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成を目指す」が教育目標。

大学教員と中学校教員のペア授業も行われ、その中には心理学や法律関係の科目も含まれている。

大学施設を利用した学習や、現地でのフィールドワークを含めた校外学習も実施されている。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は48。

中高一貫校ではないため、高校進学時には外部受験が必要である。

 

受検科目

書類審査学力調査(国語・算数・作文各45分)

面接

合格者が募集人員を上回る場合には、抽選が行われる。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年

非公表のため情報なし。

 

基本情報

住所:兵庫県加東市山国2007-109

電話: 0795-40-2222

兵庫県立大学附属中学校

国語、数学、理科、英語を重視し、少人数授業を実施。

数学、理科、英語については、高校での学習内容を先取りで学ぶ。

「科学技術」「エリア教育」「英語を中心とした国際能力」「未来を拓く人材の育成」を教育目標としている。

また独自の設定教科である「探求科学」では、観察や実験だけにとどまらず、ロボットの組み立てからプログラミングの実施も行う。

大学との連携授業や国際交流なども活発である。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は63。

自由な校風ではあるものの、高校卒業後は半数近くが国公立に進学する学力を培える学校である。

 

受検科目

適性検査(算数・社会・理科・国語)面接

調査書

以上を総合的に判断して合格者を選考する。

適性検査の出題範囲は小学校で習うものではあるものの、対策をしていないと解けない問題も見受けられる。

また、国語の検査では作文問題もあるので、文章を書くことへの対策もまた必要である。

直近の過去問が学校ホームページに記載されている。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 201 70 2.87

ここ数年は3倍前後で推移している。

 

基本情報

住所:兵庫県赤穂郡上郡町光都3丁目11-2

電話:0791-58-0735

 

兵庫県立芦屋国際中等教育学校

平成15年から中高一貫校となった中等教育学校。

6年間を前期課程と後期課程に分け、多文化共生教育、コミュニケーション能力や国際社会に貢献できる力を育成することを目指す。

少人数授業や個別指導を実施し生徒の自己実現の支援を行うなど、個に応じたきめ細かな対応が特色の一つ。

「国際」と名がつくように、英語教育が非常に熱心である。

外国語講師等を活用した様々なティームティーチングの推進などもあるが、もっとも特徴的なのは生徒の構成である。

定員80名のうち、外国籍を持つ生徒が30名、海外からの帰国生徒が30名、残る20名が一般生徒。

27か国の生徒が在籍している中学校は、他に類を見ないのではないかと思われる。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は50。

非常にきれいで、公立とは思えないほどおしゃれな校舎である。

 

受検科目

面接

作文(1時間)

調査書

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 368 322 80 4.02

この学校の定員は

外国籍の児童:30名

帰国児童:30名

一般生徒:20名

全体的な倍率は約4倍であるものの、一般生徒20人の枠への志願者は287人。

一般枠に限って考えると、倍率は実に14.3倍である。

 

基本情報

住所:兵庫県芦屋市新浜町1-2

電話:0797-38-2293

 

大阪府にある国立中学

・大阪教育大学附属天王寺中学校

・大阪教育大学附属池田中学校

・大阪教育大学附属平野中学校

・大阪市立咲くやこの花中学校

・大阪府立富田林中学校

・大阪市立水都国際中学校

大阪教育大学附属の3校が国立中学、あとの3校は公立中高一貫校です。

 

大阪教育大学附属天王寺中学校

校風は「質実剛健」自ら考え実践できる自主性を育み、基礎学力、個性、強調性を伸ばす。

教科に応じて、「実験・考察」「創作・発表・表現活動」「課題の発見・問題解決」など様々な学習形態をとっている。

全員が自由研究に取り組み、課題設定から考察、分析などを通して表現力を学ぶ。

学校行事においても、教員主導で行うのではなく、あくまでも生徒とともに作り上げるなかで自主性を高める取り組みが行われている。

ほとんどの子が部活動に参加しており、なかには優秀な成績をおさめる生徒も。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は65。

著名人も多く卒業している有名校であり、敷地内に附属高校が併設されている。

 

受検科目

1次:国語(30分)、算数(40分)

2次:理科(30分)、社会・音楽(50分)、図工・家庭科(40分)、体育実技

1次テストの合格発表ののち、合格者のみが2次テストに参加する。(1次テストの点数は2次に合算され合否判定される)

最近の中学校では珍しく、音楽や図工、体育などを含めた主要教科以外のテストも行われる。

主要4教科の難易度はそれほど高くないため、合格者の平均点も高い。国語では作文問題が出され、そこで点数が取れるかどうかもポイントになる。

図工ではデッサン能力、音楽では五線譜作成能力、家庭科では記述式が出される。

また体育実技では、「40m走」「マット運動」「立ち幅跳び」「サッカー」「バスケットボール」の中から実施される。(2020年現在)

主要4教科以外の配点が40%を占めるので、対策要である。

過去問はネットや書店で販売されている。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 376 363 109 3.33

1次テスト合格者は215名。

特に女子の難易度が高い傾向にある。

 

基本情報

住所:大阪府大阪市天王寺区南河堀町4-88

電話: 06-6775-6052

 

大阪教育大学附属池田中学校

「自主・自律につながる学びの基礎・基本の確立」「確かな学力の育成」「自他の文化の理解・共生の心の涵養」が教育方針となっている。

3学期制で50分授業。

2015年に国際バカロレア教育の中等教育プログラム(MYP)を行うIBワールドスクールの候補校となる。

※IBは教育の国際的スタンダードとして世界各国で注目されている。

入学できる居住地域が限られているものの、総じて学力の高い子が多く、教師の質も高い。

多くの生徒がそのまま内部進学して附属高校に進む。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は65。

非常に人気の高い中学校である。

 

受検科目

1次:国語、算数

2次:社会・理科から1科目選択(筆記)、音楽・図工・体育・家庭科から1科目選択(実技)

1次の合格者のみが2次テストにすすむ。(1次テストの点数は合算されず、合否は2次の点数のみで判定される)

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 806 346 82 4.22

一次テスト合格者は139名、二次テスト受検者は124名。

池田附属の試験日は他の私立より日程が後にあるため、私立の合格が分かった人は受検しない場合も多い。

また、終盤の日程であるため激選になることも多い。

 

基本情報

住所:大阪府池田市緑丘1丁目5-1

電話:072-761-8690

 

大阪教育大学附属平野中学校

大阪教育大学附属の3校の中では、比較的こじんまりとした印象ではあるものの、根強い人気を誇っている中学校。

同じ敷地内に、幼稚園・小学校・中学校・高校が併設されている。

スーパーグローバルハイスクールの指定校。

真面目な生徒が非常に多く、校則はほとんどないにも関わらず、風紀の乱れを感じさせることは稀。

自主性を重んじる校風であり、学習面においても自学自習が必要な場面もみられる。

校舎は近年改修したため、とてもきれいである。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は62。

大阪府内屈指の倍率の人気校である。

 

受検科目

1次:国語・算数(筆記)

2次:社会・理科(筆記)、面接(集団討論)

平野中学は平成28年から入試制度を変更し、「作文の廃止」「個人面接から集団討論に」「通学圏内の拡大」などが行われた。

他の附属2校とは違い、実技科目は実施されていない。

1次合格者には2次選考の説明会があり、その場で完全専願(合格したら入学必須)であることを伝えられる。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 324 178 40 4.45

募集人員は120名(2019年度)だったものの、この数字には内部進学者を含む。

平野中学の場合、事前に内部進学者の人数が確定されるため、一般入試枠もまた確定される。

また、附属平野中の入試日が附属天王寺中の合格発表の翌日であることから、「志願したけど合格したからもう受検しない」という層が一定数存在する。

そのため、応募者数と受検者数に大きな乖離がある。

 

基本情報

住所:大阪府大阪市平野区流町2丁目1-24

電話: 06-6709-9600

 

大阪市立咲くやこの花中学校

2008年に大阪市内初の併設型中高一貫校として開校。

「ものづくり」「スポーツ」「言語」「芸術」など、早くから興味・関心が現れやすい分野の才能を伸ばすことを目標としており、中学では分野別学習の科目としても設定されている。

併設されている高校でも、全国的にも非常に珍しい学科もあり、注目を集めることが多い。

部活動はそれほど活発ではない。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は63。

とてもきれいな校舎が印象的である。

 

受検科目

適性検査1:「与えられた課題を理解し的確にとらえ、文章で表現する力をみる」「自然科学的な問題や数学的な問題を分析し、解決に向けて思考、判断、表現する力をみる」(4分野共通問題)適性検査2:それぞれの分野に関する才能の芽生えを検査

面接(グループ)

咲くやこの花中は、志願時点でどの分野の受検をするか決定する。

「ものづくり(理工)」「スポーツ」「言語」「芸術(美術・デザイン)」の各分野で、それぞれ定員は20名ほど。

配点は、適性検査1が50点、適性検査2が80点、面接が20点の計150点。合計点数の多いものから合格する。

適性検査2の配点が高いので、しっかりとした分野選びと対策が必要である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年 340 80 4.25

分野によって倍率は大きく異なる。

スポーツ分野は約2倍と最も低く、他は5倍前後である。

 

基本情報

住所:大阪府大阪市此花区西九条6丁目1-44

電話:06-6464-8882

 

大阪府立富田林中学校

2017年に中学校が併設され、府立学校として初めての中高一貫校となる。

「グローバルな視点」「科学する心」「地域愛」を育み、グローカル(グローバル+ローカル)リーダーとなる人材の育成を目指す。

45分7時間授業が基本で、授業は主体的・対話的で深い学びが得られるよう、常に改善にとりくむ。

国際交流やイングリッシュキャンプなどをはじめ、目指す人材像を育むための取り組みも行われている。

スーパーサイエンスハイスクールの指定校、ユネスコの加盟校ともなっている。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は62。

 

受検科目

適性検査1:国語的問題適性検査2:社会理科融合的問題

適性検査3:算数的問題

作文

一応は分野ごとに分かれてはいるものの、すべての要素がミックスされた内容だと思ってもよい。(国語の問題の中に算数の計算を必要とするようなものもある)

各教科ともに、小学校の学習内容以上のことを出題しているものもみられる。要対策である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
平成31年度 434 120 3.62

令和2年度の最新情報では、志願倍率は3.54倍となっている。

 

基本情報

住所:大阪府富田林市谷川町4-30

電話:0721-23-2281

 

大阪市立水都国際中学校

2019年4月に設立された、国家戦略特区制度を活用した全国初の公設民営の中高一貫校である。

※「公設民営」についてはこちらの記事からどうぞ。

水都国際の場合は、設置者が大阪市、運営は大阪YMCA。

グローバルで活躍できる人材を育てることを大きな目標の一つとしており、その一環として英語教育に力を入れている。

また、数学や理科の科目でも英語を使った授業が行われることもある。

専任外国人教員による授業も行われており、高校時には英検準1級程度を身につけるための授業が行われる。

50分で6時間~7時間授業。高校の先取り学習も行う。

 

設立されて間もないため、偏差値の情報はなし。(分かり次第追記します)

 

受検科目

適性検査1:「与えられた課題を理解し的確にとらえ、文章で表現する力を見ること」「自然科学的な問題や数学的な問題を分析し、解決に向けて思考、判断、表現する力を見ること」適性検査2:物事を多面的に深く思考し、論理的に表現する力を見ること

面接(グループ)

適性検査1に関しては、咲くやこの花中学校の適性検査と同問題。

適性検査2はオリジナル問題。どちらも大阪市のホームページに問題が公開されている。

適性検査2は記述問題。400字程度の作文に自分の考えを書けるように、対策が必要である。

配点は、検査1が50点、検査2が80点、面接が20点の計150点。総合得点の高い者から合格者を決定していく。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2020年度 395 80 4.94

前年度は6.34倍と、咲くやこの花のものづくり学科を追い越す高倍率だったが、2020年度の入試では少し落ち着きを見せたように思われる。

とはいうものの、5倍にせまる高倍率であることに変わりはない。

 

基本情報

住所:大阪市住之江区南港中3丁目7-13

電話:06-7662-9602

 

奈良県にある国立中学校

・奈良女子大学附属中等教育学校

・奈良教育大学附属中学校

・奈良県立青翔中学校

奈良県立青翔中学校のみが公立中高一貫校で、あとは国立中学。

奈良女子は中等教育学校である。(参考:国立中学校・公立中高一貫校に関する用語集)

奈良県には「十津川村立十津川中学校」という公立中高一貫校があるが、連携型で受検不要のため記載は割愛。

 

奈良女子大学附属中等教育学校

2004年に中等教育学校となる。学校自体の歴史は古く、前身となる奈良女子高等師範学校の開校は1908年のことである。

スーパーサイエンスハイスクールの指定校になっており、理科・数学科の融合授業プログラムや、企業や大学と連携し生徒の探求心を伸ばす教育も実践されている。

授業は65分×5コマ(1日)

生徒の学力は非常に高く、自由な校風ではあるが乱れることの少ない真面目な子が多い。

また、制服がないため私服での登校となる。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は66。

奈良県以外からでも通う子の多い、人気校である。

 

受検科目

表現1:言語的表現(100点)表現2:数理的表現(100点)

表現3:対話的表現+内申点(20点)

受検科目に「表現」とつくように、問題を解く際の表現力を加味した配点になっているのがポイント。

※奈良女は偏差値が低くても表現力の高さによって合格する場合もある。

近年では、取り組みやすい問題を出題し、表現力によって差をつけるという方法に代わってきているとのこと。

そのため、「正答を導き出すこと」よりも、そこに至るプロセスをしっかりと理解していることが重要である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 583 501 140 3.57

※附属小学校からの連絡進学を除く。

定員は男女の人数が決められているため、受検者の多い女子のほうが高倍率になる。

2019年の女子の倍率は4.7。男子は2.6。

 

基本情報

住所:奈良県奈良市東紀寺町1丁目60-1

電話:0742-26-2571

 

奈良教育大学附属中学校

併設されている高校がないので、中学卒業時には受験が必要である。

学力の高い生徒が多いので、半数以上が上位校へ進学している。

その一方で、定期テストが難しく内申点が取りにくいという声も散見される。

授業では主体的に学ぶ取り組みが行われており、数学では奈良教育大学主催の数学課題研究コンクールなどにも参加する。

技術科では、ロボット教育をベースとしたプログラミング学習も行われる。この中学のロボット教育は非常に有名である。

部活では科学部による国際ロボットコンテストへの挑戦などが脚光を浴びている。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は57。

 

受検科目

検査:国語(40分30点満点)、算数(40分30点満点)、理科(30分20点満点)、社会(30分20点満点)

※小学校の調査書は点数化されないが合否判断に利用する

難化していると言われることもあり、合格するためには7割以上正答を目標にするとよいと言われる。(平成31年度の合格者最低点数は100点中67点である)

国語は作文も含まれ、各教科の問題数はそれほど少なくはない。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 285 160 69 2.31

 

基本情報

住所:奈良県奈良市法蓮町2058-2

電話:0742-26-1410

 

奈良県立青翔中学校

奈良県内初の併設型中高一貫校として、平成26年4月に開校。

先取り学習による基礎学力の向上、探求的な学習を重視し、主体的な学びを目指す。

また併設されている高校は、全国初の理数科の単科高校である。

そのため、英語・理科・数学に関しては特に、高度な学力を身につけることが可能である。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は51。

 

受検科目

適性検査1:主として言語や社会に関する内容とし、文章や資料(図表、地図、グラフ等)を読む力、自分の考えをまとめて言語で表現する力適性検査2:主として自然や数理に関する内容とし、筋道を立てて考える力、数理的に処理する力、観察や実験等から課題を解決していく力

面接(集団)

※調査書は合否判断に利用する。

適性検査1:40分で100点満点

適性検査2:40分で150点満点

面接:20分で50点満点

社会や理科の分野からの出題も多く、幅広い知識が必要と思われる。

過去問は奈良県のホームページにて公開されている。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 126 120 80 1.50

なお、合格者の平均点は300点満点中184.8点である。

 

基本情報

住所:奈良県御所市御所525

電話:0745-62-3951

 

和歌山県にある国立中学

・和歌山県立桐蔭中学校

・和歌山県立向陽中学校

・和歌山県立古佐田丘中学校

・和歌山県立日高高等学校附属中学校

・和歌山県立田辺中学校

和歌山県に国立中学はなく、5校すべてが公立中高一貫校。

他に、連携型の公立中高一貫校があるが連携型のため割愛。

 

和歌山県立桐蔭中学校

校訓は「文武両道」

文部科学省の研究開発学校の指定を受け、平成25年から本格的にキャリア教育を実施。その目指すべき方向性を「自ら人生を切り拓く人を育てる」としている。

キャリア教育の一環として行われているのが、進路学習である「職業人に聞く」という講義。

さまざまな業種の方から具体的な話を聞き、生徒自身の働くことの意義を再考させる。

また、職場体験や企業訪問なども活発に行われている。

また部活動も熱心に行われており、優秀な成績をおさめる生徒も多い。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は60。

和歌山市の中心に位置する、交通アクセスのよい学校である。

 

受検科目

適性検査1、適性検査2:小学校で学んだ基礎に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたりまとめたりする(各45分ずつ)

作文

面接

以上の受検科目と小学校からの調査書を総合的に勘案し、選抜を行う。

適性検査は各100点、作文は50点、面接は段階的に評価を行う。

適性検査は記述問題が多く、自分の考えを表現する力をつけておくことが重要と思われる。

過去問は学校HPにて公開されている。

なお、検査内容に関しては和歌山県内の公立中高一貫校はすべて同じ内容である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 288 240 80 3

ここ数年は3倍前後の倍率が続いている。

だがかつては5倍以上の倍率であり、受検者の学力レベルの高さから受検者数が減っているとの見方もあり。

 

基本情報

住所:和歌山県和歌山市吹上5-6-18

電話:073-436-7755

 

和歌山県立向陽中学校

平成15年に中高一貫校として開校。

「豊かな人間性と高い知性を持つ、スケールの大きな地球市民の育成」を教育目標とする。

「サイエンス(自然科学)」「コミュニケーション(国語・英語)」「環境」を3つのビューとして軸にしており、環境学に関しては、ディベートや卒業論文につなげる。

70分授業で授業日数を最大限に確保しているため、国が示す標準授業数よりも130時間多い。

また、補習やアシスト学習などを実施し、自ら学ぶ力の育成にも力を入れる。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は59。

 

受検科目

適性検査1、適性検査2:小学校で学んだ基礎に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたりまとめたりする(各45分ずつ)

作文

面接

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 318 298 80 3.73

ここ数年では、和歌山県内の公立中高一貫校の中ではもっとも倍率が高い人気校である。

 

基本情報

住所:和歌山県和歌山市太田127

電話:073-471-0070

 

和歌山県立古佐田丘中学校

教育目標は「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する創造性豊かな人間の育成」

学力の定着、地域との連携、キャリア教育、ユニバーサルデザインの視点に立った授業などに取り組む。

特に「ユニバーサルデザインの視点に立った授業」という文言は、他の中学校ではあまり見ることのない重点目標である。

誰にでも分かりやすい授業、学びやすい環境づくりが主旨であるが、その実践により、少人数制のきめ細かい授業を受けることができる。

大学進学を見通した行事も多く、生徒が将来を考えるきっかけになっている。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は55。

 

受検科目

適性検査1、適性検査2:小学校で学んだ基礎に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたりまとめたりする(各45分ずつ)

作文

面接

和歌山県内の公立中高一貫校5校で、同じ検査内容である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 80 79 40 1.98

例年、2倍前後の倍率である。

 

基本情報

住所:和歌山県橋本市古佐田4丁目10-1

電話:0736-32-0049

 

和歌山県立日高高等学校附属中学校

社会に貢献できるすぐれたリーダーの育成と、市民性を備えた「総合的な人間力」の育成を目指す。

特色として、実験科学(数学・理科の知識を活かし科学的に追求する)、コミュニケーション(国語・英語)、日本文化(日本文化に対する興味関心の向上、理解)の設定教科がある。

また国際理解教育と国際交流の一環として英語に力を入れており、中学3年次で英検準2級に合格する生徒も多い。

高校はスーパーグローバルハイスクールの認定を受けている。

 

シリタスによると2020年1月現在の偏差値は、52。

高校からは入寮も可能である。

 

受検科目

適性検査1、適性検査2:小学校で学んだ基礎に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたりまとめたりする(各45分ずつ)

作文

面接

和歌山県内の公立中高一貫校5校で、同じ検査内容である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 59 55 40 1.38

 

基本情報

住所:和歌山県橋本市古佐田4丁目10-1

電話:0736-32-0049

 

和歌山県立田辺中学校

田辺高校が併設されており、中学校卒業後は田辺高校自然科学科に進学する。

中学校では「確かな理数の学力」「幅広い人間性」「豊富な体験」に取り組み、高校へとつなげる。

独自教科である「実験理科」では、高校教員と協力して100分の授業を行う。

「演習数学」では習熟度別学習を基本とし、より深い理解を目指す。

 

シリタスによると、2020年1月現在の偏差値は50。

理系に進学する子向けの学校である。

 

受検科目

適性検査1、適性検査2:小学校で学んだ基礎に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたりまとめたりする(各45分ずつ)

作文

面接

和歌山県内の公立中高一貫校5校で、同じ検査内容である。

 

直近の合格率

応募者数 受検者数 合格者数 倍率
2019年度 118 110 80 1.38

 

基本情報

住所:和歌山県田辺市学園1-71

電話: 0739-22-1921

 

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