国立中学受検では、内申点が合否に影響するというのは有名な話。
そのため、国立中学受検者は高学年あたりから小学校の定期テストに本気で挑みます。
ご多分に漏れず、わが家も毎回の定期テストはガッチガチの本気で挑むわけですね。
ただもちろんそれだけではなく、実力と知識を試す良い機会にもなっています。
国立中学狙いなら小学校のテストは知識量を知る機会!ガチで取り組む
わが家の子どもが行っている小学校は、教育水準が高いことで有名です。
親の職業が立派な方が多いということもあり、熱心な親御さんたちが非常に多いです。
その中で平凡な職業であるわが家は、「秀でた成績」である必要はないけど「遜色ないように」と思ってるんですね。
早々に脱線してしまいましたが、何が言いたいのかというと。
平均点が60点くらいのテストがバンバンと出され、6年生のテストに関しては、親が見ても首をかしげるような難問も。
なんて言うか「採点基準きびしいな…」という出題が多いんですよね。
テストの点数の良い悪いは相対的なものなので置いとくとして、こういう難問揃いなのはありがたいことでもあります。
小学校のテストなんだから、もちろん学校の学習要領の範囲内。
つまりはこういう問題、国立中学の出題範囲に含まれているわけですね。
国語や算数は、入試の際にはストレートな問題ではないと思うので違うとしてもですね。
理科や社会に関しては、その単元での知識量を試すという意味では、非常に良い実力テストになるんですよね。
うむ、ガッチガチで取り組むのだ。
わが家の小学校定期テストの対策
みなさんのお宅ではどんな対策をしているんでしょうか。
私はわが家のことしか知らないので、わが家のやり方を書いてみようかなと思います。
国立中学対策をしているので、その単元の学習をするのは3回目なんですよね。
1度目はテキスト、2度目は間違えたところをテキストで、3度目は小学校で。
時間があればもう一回テキストを見直したいので、最終的には4~5回同じ単元を勉強します。
定期テストの勉強で復習することを考えると、もう一回増えますね。
こんだけやると、だいたいのことは覚えていられます。
でも、覚えていないところから出題されることもあるんですよね。
ちょっとした文言を間違えて覚えてしまっていたり。
受検勉強では結果が見えるのは模試と本番のみ。
(だから先日も塾のオープン模試を受けてきたのだ)
小学校のテストは、その分野の復習ができるだけではなく、結果がすぐに出ます。
模試と違って、3日もあれば先生から返却してもらえますもんね。
それが子どもにとっても親にとっても、良い刺激になってます。
悪い点数だったら、そこ分野の学習量が足りないということが分かりますしね。
教科書は基本。範囲内はすべて見直す
なんといってもやはり教科書は基本。
定期テストの範囲内すべての教科書のページは一通り見直すようにしています。
算数は例題や巻末問題も含めて、すべての問題を一周。
国語は漢字を中心に、文法などが含まれていればそちらも重点的に。
社会や理科は名称と流れをはっきりさせるべく、私が問題を作ることもあります。
ネットからダウンロードできるプリントもよく活用していて、「ちびむすドリル」「ぷりんときっず」をはじめ、都道府県が出している小学生用のプリントも多用しています。
同じような問題が続くこともあり、そういう問題に関しては「大事だからみんな出したいんだね。小学校でも出るかもね」と。
ちょっとした目安を、子ども自身が作れるようになりました。
テスト勉強は自習学習として提出
テスト勉強は必ず自習ノートにさせるようにしています。
プリントも、自習ノートに張り付けて提出。
そうすることで、先生への「がんばってやってきました!」のやる気アピールになることを期待。
下心ばっか出てきちゃって、受験生の親ってやらしいですね。でもいいや。
小学校の通知表は、やる気があるかどうかを示すこと、そしてやる気がある子だということを印象付けることが大切。
こういう、地道にコツコツとがんばっている姿勢を形にしてあらわすことが、通知表対策になるのではないかと思っています。
テストの科目ごとにチェック項目を作る
良い点数を取ることももちろん目的なんですが、間違った部分を次につなげることのほうが重要。
そして小学校のテストで出たっていうことは、その単元の重要項目でもあります。
本番の適性検査でも出題されるかもしれないので、チェックしています。
国語の文法問題はチェックポイント
メジャーなところでいうと、「主語と述語」「形容詞」「修飾語」などなど。
あとは省略言葉とかもありますね!
1つのテストに数問しか出てこないのですが、のちのち、何かに使える教養にもなりそうなのでチェック。
問題を書き写しておくOR切り取ってノートに張り付けておきます。
社会の単語問題
範囲が広く複雑な社会は、とにかく単語を問う問題はチェックするようにしています。
「○○○○の法律を何というでしょう」
「○○市では○○を設置した」→○○に当てはまる言葉は?
こんな感じの問題ですね。
それにしても、小学校の社会の問題にも「あなたの意見を書きなさい」というものが増えました。
時事ネタなんかも増えてきて、出題傾向が少しづつ変わっているんだなぁと思わされます。
まだ迷い中ですが、「考えなさい問題」についても手控えくらいはしておいたほうがいいかもしれません。
今後時間があるときに、口頭でもいいから考えておくと良いトレーニングになるかも。
算数は苦手分野を抽出
算数は苦手な部分を探すためにチェック。
うちの子は細かい計算が苦手で、小数点以下の単位が増えると、とたんに誤答が増えるんですよね。
それはもう分かっていることなので、間違いはその場でやり直しをして終わり。
理科は暗記できていない箇所を探す
入試問題は考えるものが多いですが、小学校のテストの出題は基礎知識を問うものが多いです。
考える問題も基礎知識がないとどうにもならないので、確認できるというのはありがたい。
理科はとにかく、暗記ができていないであろう部分を探します。
主に間違えた問題にはなるんですが。
小学校の定期テストは対策するかしないかでけっこう差が出る
家庭によって、定期テスト対策をするかしないかって別れます。
そもそも、テストがあることを忘れて手親に伝えてない場合もありますしね。
習い事や仕事が忙しくて、そこまで手が回らないという場合だってあるでしょう。
ガチで取り組む子
実力だけで取り組む子
地頭の差はあるものの、やはり対策した子が得点を取れるようなテストを、良い先生であれば作っています。
6年生のテストの成績は、通知表に大きく響くし、知識が定着しているかの確認手段としてはとても便利。
テスト勉強は受験勉強にもなるし、通知表もよくなるなんて一挙両得。
子どものモチベーションをあげるためにも、親子でがんばろうと思うのである。
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