国立中学受検に通塾は必要か不要か?現6年母がリアルに思うこと

国立中学受検コラム

国立中学受検組では、毎年のように繰り広げられる「国立中学受検に塾は必要か?不要か?」論。

ネットでは(インターエデュなどの)散見されますね!

わが家は現6年生、あと数か月後に入試を迎えます。

そんなわが子を見て、国立中学受検に通塾が必要か否かをリアルに語ってみる。

※ちなみにこれは地方の一般的な国立中学を前提にしています。難関国立ではないので悪しからずです。

 

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わが家の中学受検に対する立ち位置と塾の利用法

国立中学受検での塾の必要性は個人差があり、十把ひとからげにはできません。

子ども自身の能力値ももちろんですが、受検に対する温度差もやっぱりありますしね。

 

じゃあわが家の場合はどうか?というと、

・受検のきっかけになったのは転勤族であるということ

→空きがあれば国立間での転校ができるというメリット

・小学校の復習がきっちりとできるのなら挑戦してもデメリットはない

・ダメなら公立中学校でも問題はない

 

そりゃあ、受けるからには合格してほしいし、そのための母親としての努力は惜しまないつもり。

でも、別に公立中学校に通うことが嫌だとも思ってないという、良くも悪くも国立中学脳であると思っています。

 

そんなわが家ですが、「通塾はせずに親塾だけで受検をしよう!」と思っていたものの、塾が行う模試や、直前期(まさに今!)に行われる入試対策講座だけは利用しています。

金額的に許容範囲だったこと(地方の国立中対策塾は安価なことが多いですね)、他にも受検をする子がいるということで、子どものモチベーションアップになるかと思ったこと。

過去問だけでは問題数が足りず、塾から配られる予想問題が欲しかったっていうのもあります。

 

でですね。

今現在、うちの子は6年生で、数か月後に入試を控えています。

合否が分からない今の段階で「塾の要不要」を語るのは、結果ありきになるのはちょっと違うかなと思ったからです。

合格→塾は直前のオプション講座だけであとは家庭塾でOK!

不合格→やっぱりガッツリ塾が必要だよね

 

いやいや、本当はそういう結果から正しい道のりが推測されるってわけではないと思うんですよ。

1年近く家庭塾をやってきて、親ではやはり補えない部分もあります。

そして、受検対策として塾がないとダメだった部分、塾だけではだめだった部分もあります。

ということで、以下詳しく。

 

国立中学受検は小学校学習要領範囲内、とはいえ親の負担は大きい

不肖わたくしの子どもですが、国立中学を受検しようと思うくらいなので、通知表はそれほど悪くはありません。

テストの点数と平均点を比べるに、おそらく成績は上の中くらいかと思います。

国立中学受検で頻出の作文ですが、読書感想文コンクールでは学年代表になったことも何度か。(賞は取れん)

 

「私立を狙えるほど頭良くはない」「でも国立ならがんばったらイケるか…?」

という微妙なライン上にいるのではないかと思います。

 

で、通塾せずに親塾だけで国立中学受検をすることについて、「無理ではないがめっちゃ大変」というのが個人的な感想です。

合否が分かっていない状況でこんなこと言うの憚られるかもですが、きっとできる子はいるだろうと思います。

 

さて、国立中学受検には塾不要論の方たちがよく言われる、「学校の教科書をカンペキマスターできるなら検査で満点が取れる」説。

そして「地頭のいい子なら対策なしでもほぼ満点取れる」説。

マ ジ で か。

 

正直、頭の弱り切った私の脳みそでは、過去問解いても6割も取れん。

常識的な教養問題なら解けるけど、それ以外はちゃんと勉強してないと解けん。

 

この「ちゃんと勉強してないと」というのがポイントで、いくら範囲が定まっているとはいえ、知識を穴なく補充していくのはかなりの重労働です。

学校でだってスルーしている部分とかありますしね。

 

例えば一般的なテキストを使い、子どもがそれを解き、分からなかった部分は教科書に立ち戻り、周辺の知識も調べたうえでノートにまとめ、重要個所をきっちりと暗記していく。

定期的にそれを見返し、苦手分野を抽出し、自分の穴を見つける。

それと同時に、時事問題にも目を光らせ、日常の中での些細なことにも疑問を持ち、調べることができる。

こういうことを自分でできる子であれば、塾は必要ないのかもしれません。

 

でもさでも。小学校6年生だぜ。

昨日まで「お尻」「おなら」でキャッキャしてた子が、こんなのできるわけがない。

いや、たぶんいるんでしょうけど、うちの子にはムリ。輪廻転生して10回くらい小学生繰り返さないと不可能です。

 

だからどうするかというと、面倒な部分をすべて親がするわけですね。

入試までのスケジュールを考え、どの時期までに何をやるか。

どのように学ばせて、その教材を使えばより効率的になるのか。

子どもが「○○の勉強をしたい」と言ったとき、「じゃあこの問題を」とスッと差し出せる状況にしておかなくてはいけません。

 

オブラート十枚重ねて遠回しに言うと「めっちゃくちゃ大変でした!」しかない。

特に6年になってからの今までは、私の自由時間はすべて教材管理に費やされました。

 

結果、最初に受けた塾の模試は散々。

しかし、二度目に受けた塾の模試では、塾生の中に埋もれる形に。

そうか、塾に行っていなくてもやり方次第では、塾生と変わらない成績が取れるものなんだと思いました。

と同時に、これ以上の対策をするのなら、他人の手を借りたほうがいいかもとも思いました。

 

家庭では対策できないいくつかのこととできること

「面接だって家で練習すりゃいいじゃん!」なんですが、家での練習のデメリットは、自分1人しかいないってことです。

要は、集団面接などで他の子が話をしているときの態度については、練習できないんですよね。

 

うちの子は「俺のターン!」でしか頑張れていないと分かったのも、模試で模擬面接があってから気づきました。

所作や姿勢での評価が悪かったのはおそらく、他人の発言を聞いているときのことなのだと思いました。

こういうのって、家ではなかなか知ることができません。

 

そして、予想問題が作れないというのも家庭塾の大きなデメリット

他の中学校の問題を引っ張り出してみたりはするものの、やはり塾には勝てません。

 

かといって、塾で勉強することだけをしていても合格はしないんだろうとも思います。

なぜって、家庭塾だけだったうちの子よりも、模試の成績が悪い塾生さんがいるんだもん。

塾に入れたらOKでもなく、塾の宿題さえやればOKでもなく、塾と家庭学習、どちらもバランスが取れていないとダメなんだろうと思います。

 

塾不要の子もいるし塾が必要な子もいる

わが家の場合は、積極的に通塾しなかったのは金銭的な理由が主です。

でも直前期の今、対策問題を解くために塾代を支払うことは悪い選択ではないと思っています。

だって、私にはあんなにたくさんの問題、作れません。

 

ですが頻度がそれほどないので、塾に行ったあとは私の出番。

繰り返し解くことはもちろんですが、子どもの知識が足りないところの洗い出しや、類似問題の抽出作業などをコツコツと積み重ねます。

 

母目線で言うなら、「この記述式は三角でこっちはマル」みたいな判断基準を知れるのは非常にありがたいことでした。

この書き方がいいというフォーマット作りに役立ちます。

子どもとしては、自分が集団の中でどのくらいのポジションにいるのかが分かるというのは良い刺激に。

 

結果、やはり「塾が必要な家庭もあれば、塾が不要な家庭もある」ということに決着します。

これって多分、出来る子は塾不要ってわけではなく、あくまでも性格や家庭環境の差なんじゃないかと思います。

普通の小学生だったら、親が100%の時間を使わなきゃ難しい。

子どもの受検に全精力を使える環境にいる親なんて、めちゃくちゃ少数派だと思いますし。

 

そもそも、中学受検は12歳の子どもがするもの。

大人にとっては簡単でも、100字書くことですら子どもには難しいものです。

 

『2月の勝者』にもありましたが、自分の高校受験や大学受験と混同して考えてはだめですね。

私と子どもの国立中学受検は、子どもの能力に落胆するところから始まりました。

「そうか、子どもには正しい日本語で記述することすら難しいんだ」と。

 

そんでこういうのも、まだ合否が分かってない状況だから言えるんだと思います。

不合格だったらさ、5年生くらいから塾に行かせときゃ良かったって思うんだよきっと。

悔いなく不合格するためにはやっぱり、親が良いと信じることはやっておけということか。

 

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