【国立中学受検】女子はメンタルで勉強できなくなる!友だち関係が大事と知る12月

国立中学受検コラム

受験ママの読破率が高い『2月の勝者』で、女子同士のいざこざが成績に悪影響を与えるエピソードがありました。

まあわが家は私立受験組ではないし、シビアな偏差値競争じゃないからなぁと隣の家を眺める心境でいたのですが。

女子はメンタルで勉強効率が非常に悪くなることを実感した12月。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

中学受検をする女子のメンタルを下げる最大の要因は友だち関係かもしれない

国立中学を目指している子の多くは、おそらく自宅学習がメインになることと思います。

私立中学受験に比べると、通塾している子でもその頻度は低め。

合否を分けるのは、家でどれだけ真面目に勉強をしているか?という家庭学習時間だと思うんですね。

 

習い事を辞めることなく、部活動をがんばりながら受検する子も多いですよね。

私立に比べると出題範囲が狭いというのも、無理のない受検という意識につながるのかもしれません。

(※一部の難関国立を除きます。あくまでも、郊外の普通の国立中学の話)

 

さてわが家ももちろん、自宅学習が基本です。

平日に学校から帰宅後の数時間、休日の数時間を、できる限り集中して取り組めるように、家族はとっても気を使っているわけですね!

 

ですが数日前のある日。

リビングの机にテキストを広げ、鉛筆を手にするもののまったく焦点が定まっていない感じ。

ボーッとしていて、手に持つ鉛筆も動いていない状態。

 

「あれ?どうした?」

分からないことでもあるのかなと思って聞いてみたら、そこから長い長い話の始まり。

要は、一番仲の良かった子とうまくいかなくなっちゃったということでした。

原因が何かもよく分からないまま相手の機嫌が悪い状況。

腹が立つ気持ちもありつつ、どうしたらいいのか分からないんだとか。

 

アドバイスを試みるも、どれも本人にとってピンとくるものではなかったようで、気持ちの切り替えができないまま。

結局、その日は勉強はまったく手につかず、学校の宿題だけ終わらせて終了。

次の日には仲直りをして通常に戻りましたが、長引いてたらきっと、何もできない日が続いていたことと思います。

 

分かる!分かるよ!友だちとケンカすると、そのことばっかり頭に浮かぶの分かる!

しかしよく考えてくれ!

それで落ちたら、超もったいなくないか?

 

小学生はまだ受検だからと切り替えることはできないのだろう

親としては、学校でケンカしたことはそれはそれとして、勉強は別問題だからがんばろうぜ!と思ってしまいます。

だって、こんな直前期に友人関係でつまづいてたら、今までの努力がもったいないって思っちゃうから。

でも、子どもはそうじゃないんですよね。

 

この受検に合格することによって得られるものも大事だと分かっているはずだけど、今の小学校生活も同じく大事。

小学生女子は人間関係で簡単に成績が落ちる

引用:2月の勝者7巻

これはマジでそう。

 

友だちとのモヤモヤが残っているのに、算数の問題を解く気になんてなれない。

明日、どうやって顔を合わせようと思っているのに、漢字の練習なんてする気になれない。

そんな下がったテンションを、「いやでも私受験生だからがんばらなきゃ!」と切り替えるのは、小学生女子には難しいことなんだろうと思います。

 

中学受験に挑戦する女子の平和なメンタルのために親ができることって

エデュナビではこのように。

「勉強ではなくて成長に焦点をあてること」「得意科目、好きな勉強を優先させること」「勉強=興味(好奇心)を持たせること」

引用:エデュナビ

これは子どものモチベーションを上げる的な方法ですね!

 

アエラの中学受験関連記事では

失敗は学びのチャンスですが、言葉掛け次第ではやる気を奪い、失敗の連鎖が起きることもあります。

親御さんたちはある程度余裕を持ち、何かを口にする前に『こう言ったら子どもがどう受け止めるか』を考えることが大事です。

特に本番前は、子どものいいところを見つけて具体的に褒めて、気持ちをポジティブに持っていくことを心がけたほうがいいでしょう。

引用:アエラ

こちらも同じく、受験に対する子どもの不安を払拭するための、親の接し方という感じですね!

 

親と子どもという関係においては、このような声掛けをすることは非常に大事なことは分かります。

なかなかできることではありませんが、意識して子どもの気持ちを上げていかないとなと思います。

 

ですが今回のわが家のように、友人と子どもの関係がメンタルに悪影響を及ぼす場合、親にできる対応って何?と思うのです。

素直な性格だとは言え、やはりバリバリ思春期の女子。

親の言うことに納得できないことは反発もするし、「ママがいるからいいや」とはなりません。

 

『2月の勝者』では席替えすることで改善しましたが、学校の先生に相談するようなことじゃない気もしますしね。

「受験勉強に身が入らないから対策を!」なんて、とてもじゃないけど言えない。

 

結局、友だち関係で勉強に悪影響があった場合に親ができることって

・友だち関係以外でのストレスがないようにする

・話をじっくりと聞いて吐き出させる

これくらいのことしかないんだなぁと実感。

中学受験は親子の受験なんて言うけど、実際に困ったときにできることはたかが知れてる。

 

転んでもただでは起きぬ精神を

数日間とはいえ、思ったように勉強ができなかったのは事実。

「悔いのない不合格」をポリシーにしているわが家にとって、後々に悔やむ要素は一つでも減らしたい。

 

ということで、今回の事案については子どもとよくよく話し合い、作文の体験談ネタとして応用できないか?という方向で考えていくことにしました。

・人間は心配事があると他のことに気が回らなくなる

・大事な友だちとケンカしたときの気持ち

・心配事は杞憂に終わる(すぐ仲直りできる)ことが多い

・会って言葉を交わせば仲直りができる

 

どういう作文テーマだったら使えるだろう。

「友だち関係でもっとも大事にしていること」「心配事があった場合の対処法」などなら、ビンゴで使えそうですね!

あとは、面接でも使えるかもしれない。

 

スポンサーリンク

まとめ

親がどうにもできないメンタルの上下は、やはりあるものです。

「テストの点数が悪かった!」とかなら励ましようもあるけど、友だち関係はどうもならん。

対処不可能なこと以外でのストレスをできるかぎり減らすこと、親くらいは前向きに考えること。

私にできるのはこれくらいのことだと思いつつ、直前期を過ごすの巻。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました