塾なし国立中学受検を目指す子がオープン模試を受けてみた!

国立中学受検日記

わが家は「通塾しない」というのが中学受検における大きな方針になっているわけですが、うちの子には塾の活用は必要だと思っています。

入試まで家でコツコツ学力を積めるタイプだといいんですが、やっぱり中だるみしちゃうんですよね。

今回は、塾が行っている国立中学のオープン模試を受けてきました!

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通塾せずとも国立中学オープン模試は受けるべきだと思う件

わが家が住んでいる地域では、通える範囲内に国立中学が数校しかありません。

だから自ずと志望校は似たり寄ったりになるわけですね。

母子ともに仲良くしてもらっている友だちが、国立中学専門コースがある塾に通っていて、そこのオープン模試に誘ってもらったのが今回のきっかけ。

数校ある国立中学の中で、志望校が同じだったんですよね。

 

塾生と一般生でどれくらいの差があるのかを知る機会だとも思ったし、子どもが「自分以外にも受検のためにがんばっている子がいる」ということを実感してもらえたらという気持ちもあり。

「統一テストなら無料なのに…」と思いつつ、6000円の模試費用を出して受けさせたのでした。

 

まだ結果が返ってきてないので詳しくは分からないけど、模試が終わって最初に見せた顔は超微妙。

「全然思ってたのと違った…」

「解いてる問題と全然違ったんだけど…」

なんやかんやといろいろ言っていたけど、要約すると「まったくできなかった」

むむむ。

 

国立中学の入試問題はやはり対策なしでは無理

ときどき、何の対策もせずに「受けたら受かっちゃった!」というミラクルな子がいるんですが、それはもう何かしらの天才ですね!

うちの子は通塾こそしないもののゴリゴリに対策をして、それでもこの時期の模試には歯が立たず。

わが家の場合のような平均的な子どもにとっては、対策なしでは不可能だなと思い知ったのでした。

 

さて、じゃあどうやって勉強する?という話。

塾に通っている友だちのカリキュラムなどを聞きつつ、たぶん大筋では間違っていないんだろうけど、修正していかないといけない部分もあるなぁと思ったのでした。

今の段階での模試はマイナスだったのかなぁと思わないこともない…。

うちの子、わりと自信喪失気味です…

小学校学習要領内の知識と考える力育成

なんとなくなんですが

基礎知識の学習→発展した考える力を伸ばす

というのが、国立中学受検の王道パターンかなと思ってたんですね。

国立中学は基礎的な知識に基づいて発展的に考える問題が多いわけですが、元となる知識がなければどうにもならないですしね。

 

私としては、夏までは基礎知識をつけていき、夏以降に実践的な問題を解いていこうと思っていました。

さいわい、わが家の志望校は過去問が多く販売されているので、各塾の模試や講習を活用していけば「何をすればいいのか分からない」という状態にはならないだろうと思ったんですね。

今回の模試は夏前に受けたんですが、「今どれくらい知識が身についてる?」が分かるかなというのが主な動機です。

順位も判定も気にするけど、今後のモチベーションになればっていう程度。

 

しかし。しかしです。

単に知識を披露する問題ばかりではない国立中学の模試では、単に「知識を詰め込んでいる」という状態では、点数につながらないっぽい。

少なくともうちの子の場合は、自分が持っている知識を十分に使うことができなかったみたいです。

 

インプットとアウトプットの練習って大事なんだ

インプットしただけではダメ!

アウトプットしていかないと知識は定着しない!

こんなふうに言われることがあるんですが、本当にその通りと実感。

持ち帰った問題を見て

母「これ知ってるじゃん。」

子「そうなんだよ。知ってるの。でも分からなかったの。」

こういうのが何問かあったんですよね。主に社会と理科。

 

引き出しの中にいろんな知識が詰まっているとして、それを引き出しから取り出す練習をしていないとうまく解けないんですよね。

そしてそれは、一般的な問題集のような「○○年に○○をしたのは誰か?」みたいなのではなく、国立中学受検の出題方式に合わせたものじゃないといけません。

でもまずはやっぱり、知識をつけるところをしなきゃなんですけどね。

まだ6年生の内容をすべて勉強しているわけではないですし。

 

模試には作文問題もあり!家とは違う焦り

そしてなんと、模試には作文問題もありました。

これはありがたいですね。自分が書いた作文に点数をつけられる経験なんて、そうできるものではありません。

ただやはり、家とは違う雰囲気に、満足いく仕上がりにはならなかったそう。

文字数がいつもより多かったというのも、焦りを生む原因になったようでした。

 

わが家、作文のときは「構成を先に書け!」ということを徹底しています。

もし30分しか時間がなかったとしても、15分使っていいから構成を書け!と。

この構成がしっかりと書けていればいるほど、文章にするのは簡単な作業になります。

「どのくらいの構成をしていれば何文字くらいが書けるのか?」は、経験していくうちに分かるだろうと思ってたんですよね。

 

しかし今回の問題用紙、見てみると何も構成が書かれていない!

模試会場での緊張と、いつもと違う文字数に焦ってしまって、それどころじゃなかったとのことですが…。

そりゃ、今まで作文を書いてこなかった子が、いきなりテーマに沿って400字とか言われたら書けないですよね。

これも、いろんなバージョンの作文で試してみる必要がありそう。

 

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国立中学模試で知る子どもの性格の一面

母子ともにささやかだった自信が打ち砕かれる結果になるかもとも思いますが、このタイミングでの模試はやっといて良かったです。

何よりも「うちの子、かなり焦るタイプなんだ」ということが分かってよかった。

模試の空気を知って、当日までの場慣れになればとも思いますしね。

 

今後の模試も、「場慣れのため」「問題獲得のため」「引き出し開け練習のため」受けられるときには受けていこうかなと思います。

余談ですが、母は結果怖い。ガクブル。

 

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