「中学受験は親子の受験」と言われていて、本来は子どもの闘いであるはずなのですが、親の管理やサポートが子どもの合否に大きく関わるという格言の一つ。
どうなの?本当なの?
日を重ねるたびに、たぶん本当なのだろうと思わざるを得ない。
子どものストレスを推し量るのですが、どう考えても親のメンタルがヤバイ。
ヨワヨワな母が虚弱すぎるメンタルを憂うだけなので、苦手な方はUターン推奨です。
受検まであと2か月、親のメンタルがかなり危機的状況
私立勢がメインのお話なので当てはまらない場合も多いんだと思いますが、『2月の勝者』にこんな言葉が。
受験まであと2か月、これから親のメンタルに2度の危機が訪れます
うろ覚えだけど、たしかこんな感じの言葉でした。
で、私はというと、ここ数週間ずっと底辺をさまようメンタルです。
どんなメンタルなのかというとですね、もう一つに尽きます。
「合格するか不合格になるか、不安で仕方ない!」
幸いこの不安は子どもに対して向かっているものではなく、子どもが学校に行っている間や寝た後に爆発しています。
でももしかしたら、表情や行動に出てしまっている部分もあるのかもしれません。
平静を装っているけど、案外すぐにバレているのかもしれません。
だとしたら完全に私が葦を引っ張っていて、どう考えてもダメ母なわけですが。
専願の国立中学校を受検する怖さを今になって知る
わが家は国立中学一本で、私立中学はまったく考えていません。
私立を考えていない理由は、主に経済面で。
わが家は、左うちわで子どもたちを私立に行かせるほどの経済力はありません。
加えて、転勤族であるわが家は、「空きがあれば転校できる」という国立の特徴は捨てがたいメリット。
そんなわけで、わが家は国立のみ。
住んでいる地域で何校も受検できればいいんですが、都市部ではないのでそれもできず。
受検日程の関係で、挑戦できるのは1校のみ。
もしその中学校が不合格なら、地元の公立中学校に行くことになります。
もし不合格でも、行く中学校があるからいいよね!
小学校からの友だちも多いから、むしろ公立中学のほうが子どもは喜ぶのかも。
と思っていたのは、受検することを決めた当初だけ。
だんだんと合格したい気持ちは強くなり、いまや「国立中学校合格」がゴールになっている感すらある。
これ、非常に悪い傾向ですね。
毒親の典型のような気もする。
専願で受ける中学校の合格基準が、成績順ではないかもしれないというあやふやさ。
1校しか受けられないというギャンブル感。
たった1校の合否が、今までの勉強を無意味にしてしまうかもしれないという恐怖。
なんかいろいろ考えていると、国立中学受検を子どもに提案したことを後悔してしまうし、もっと言うと、私立を検討してあげられないわが家の財政状況を悔やんでしまう。
勉強したことは無意味ではないし、不合格の経験すら無駄ではない。
そう思うし、きっと他の子が悩んでいたら私もそう言うと思う。
でも自分の子に受かってほしいし、あの学校の制服を着て笑顔になる我が子が見たい。
親のエゴ満載。久々に自分を気持ち悪いと思う。
子の中学受検で親のメンタルが壊れると始める行動
さて私、自分で言うのもなんですが、現在かなりメンタルがやられております。
子どもの中学受検で親のメンタルがやられると、いったいどういう行動をとるのか?
まさに今の私の現状でございます。
不合格時の予防線を張り始める
私立中受験のママとかでさ、合格判定がぶっちぎりにAの場合は違うんでしょう。
マジでうらやましい。
わが家の場合は、以前に受けた模試が非常に中途半端でした。
普通に考えたら落ちるだろうなっていうくらいの成績。
「模試で良かったじゃん!苦手分野が分かったね」と子どもには言うさ。
でも内心は「ヤバヤバヤバ。これ落ちるやつじゃん」となっているわけです。
模試の成績を見たときでさえ、ズーンとへこむんだから。
不合格通知を見たときはいかほどなのか。
そのときのショックを少しでも軽減するために、心に予防線を張るようになります。
期待はせず、できる限りのことをしよう、という後ろ向きな発想に転換。
ダメなやつですね。
あまつさえ「中学受験 不合格」とかでググり始めたりする。
そして出てきた体験談を読みながら、自己投影しちゃって涙ぐんだりする。
中学受験の合格発表動画などを見あさる
自分でも何の意味があるのか全く分からないけど、YouTubeに出ている合格発表の動画を漁るように見ています。
んでだな。
合格した子を見て涙ぐむんだ。「良かったねー報われたねー」つって。
完全に情緒不安定。
喜んでいる子の影に、力を落として泣く子もいるわけで、そういう子にも思いを馳せる。
来年の今頃はうちの子があそこにいて、下を向いて校門を出ることになるかもしれない。
私、なんて声をかけたらいいんだろう。
冷静な気持ちでいられるんだろうか。
子どもの中学受検のため親の私は自分のメンタル管理を
この記事を読んで思った。
子どもの勉強の管理も必要だけど、まずは自分自身のメンタル管理をせねば。
私立のように、1日目がダメでも2日目があるという状況ではありません。
だからこそ、万全な体制で1日しかない1日目を迎えなければ。
子どもの中学受検は、子どもにとってのゴールではないってことはよく分かる。
国立中学に落ちても「高校受験でリベンジ」は正しい考え方ではないということもよく分かる。
この受検は子どものためのもので、母親が自分の人生と混同してはいけない。
合格でも不合格でも、子どもの今までの努力は無駄ではないし、結果を受け止めて進まなくてはいけない。
母親である私が不安になることが、実は一番無駄なことなのだ。
子どもに動揺を見せずに平静なえがおを貫いた先輩ママのように、私も不安を押し込めよう。
100%の力を出して落ちるのなら、それはもう仕方ないこと。
全力で当日を迎えられるよう、私はあと2か月、すべての労力や手間を惜しまずにいようと思うのでした。
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