うちの子の志望校の入試日まで、あと1週間と少しになりました。
めっちゃ不安なのだが。加えて、ネガティブ思想に脳内を占拠されてて、どうにも明るい未来が見えないのだが。
終わってみれば「この時期ってそうだよね」になるのかもだし、「お前がそうだからダメなんじゃね」になるのかもですが、直前期の母の心境をつづる。
受検まで1週間、親よりも子は強い
もう小学校は始まっているんですが、しばらくは午前中だけで給食を食べずに帰ってきます。
本来なら、子どもがいないうちに家事を済ませて、なんならお昼からの受検勉強にそなえて資料を用意してあげたりとか、直前期だからこそのやるべきことは腐るほどあるはず。
でも何も手につかない。
無意味にソワソワして、スマホを開いては中学受験のブログを散策したり、不合格のときの対応を調べたりしてる。
あまつさえ、どっかの塾が作った受験記録ムービーみたいなのを見て涙したりしてる。
気がついたら子どもが帰る時間になってて、急いでお昼ご飯の用意してバタバタし始める。
「母親は女優になってください」と言っていたのは2月の勝者のクロッキー。
母親が不安そうな顔していたら子どもにも伝染するだろうしね。
母は完全な後方支援者として、子どもが今やるべきことだけに注力させないといけません。
分かってるんだ、分かってるんだけどさ。
今こうして頑張って勉強して、今までにないくらいに勉強して、私の大学受験なんかよりよっぽど勉強して、そんな子が報われない結末を思うと居ても立ってもいられなくなる。
こんな年のおばさんのさ、挙動不審なありさまなんて見てられないんだけど。
そして私だって、大事の前に慌てふためくような情けない姿をお披露目したいわけではないのだけど。
どうしたって思ってしまう。
「あの学校に入ったらさ、○○をして、○○をして~」と言っていたあの子が、いつからか口にしなくなった。
そして、テレビを見なくなって、YouTubeを見なくなって、漫画を読まなくなった。
「勉強しなくちゃ」と言うようになって、ピリピリと張り詰めるようになった。
わが家の受検は、1校のみ。
1発勝負で、落ちれば地元の公立中学に行くことになります。
受けられるのはあの学校だけ、落ちたらもう、受検できる学校はない。
それが私にとっても子どもにとっても、本気で合格を願えば願うほどに重くのしかかります。
私立併願にしときゃよかったかな。いや、うちの私立の授業料は無理だ。何言ってんのいまさら。
子どもの糸は切れない。最後のラストスパート
私の糸はぷつぷつに切れそうになっていて、不安と無力感でいっぱい。
何をしてあげても足りない気がするし、何かをしてあげたらダメな気もする。
でも、子どもの糸は強く、切れそうにありません。
いつもと変わらず勉強をして、夜には次の日の予定をたててから寝る。
朝起きたら予定表を確認して、朝ごはんの前に少しだけ勉強をしてから学校に行く。
すげーな。私なんて、意味ないって分かっていながら、ソワソワして無駄に時間を過ごしてる。
「不安じゃないわけないじゃん!だから勉強するんだよ!」と。
「勉強することでしか不安をなくせないと思うから」と。
成長したな、わが子。
こういう成長を見られたのだから合否は別にいいんだよ。不合格でも得るものはあった。
100%そんなふうには思えなくてごめん。
「悔いのない不合格がポリシー」とか言って、むちゃくちゃ受かってほしいって思ってる。
なんなら、悔いが残っててもいいから合格してほしいとすら思ってるんだよ。
子どもにはキレイごと言っておきながら、実は欲まみれでドロドロなんだよ。
3回揚げ物した後の油みたいに、黒くてカスが浮いてて汚ねぇの。
中学受験直前期、私はこれだけは決めている
良い結果ならすすんで受け入れに行くけど、悪いものからは逃げ出したい。
こんなクソみたいな親だけど、今から1週間、不安を隠すことに専念する。
不安もモヤモヤも押し込めて、全力で受かることを信じる。
ダメだったときには、悲しまずに称え、子どもが思うままに泣けるようにする。
結果がどうであれ、今までの努力は代えがたく、私には到底できないことをやり遂げたことを褒めようと思う。
すげーなって言う。
もし受かったらドラクエ三昧だ。
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