わが家の第一子は去年の受検にて運良く合格し、現在は某国立中学校に通っています。
そしてわが家には、第二子の4年生が。
わが家のような郊外の国立中学対策は、早くても5年生からが定説。
まだ始めるには早いのですが、「受検したい!一緒に学校行きたい!」と。
今からできることやしておかなければいけないことのチラシ裏です。
国立中受検に適性がないと思われる4年女子が今しておくことは何か
私自身は中学受験の経験はないですし、上の子の合格も、正直「作戦がうまくいったぜ!」というものではなく、「運が味方してくれたよねテヘ」というもの。
合格への正しい道のりが分かっているわけではなく、あくまでも、「上の子がこうしたら合格した」という筋道を一本だけ知っているというだけです。
何百本もあるうちの1本だけだから、正直ほとんど参考にならん。
んでですね。
全国の国立や公立中高一貫校はだいたいにおいて倍率が高いわけで、落ちる子のほうが多いわけです。
受検するからには合格するつもりで臨むけれど、落ちることのほうが多い受検です。
なのにうちの第二子、身近に成功例があるもんだから、漠然とした「受かるでしょ」という感覚があるわけですよ。舐めプ状態です。
加えて言うならば、上の子の参観日でクラスの子たちを見て思った。
(‘Д’)「みんなことごとく好印象持たれるタイプの子たちだ…」
実際の学力や性格などは分からないけど、そろってみんな第一印象が非常に良い子ばかり。
これは面接がある学校ゆえになのかもしれませんが、やっぱり、人間が選んでるなと思わされる子ばかりでした。
だからさ、うちの下の子はそういうタイプじゃないんだってば。
第一印象はすこぶる悪くて、「え、なんか企んでる…?」っていう悪だくみor三白眼。
明朗快活とは真逆に立ち、優等生になろうともがくけど空回りし続けるタイプなのです。
親なのにひどいって?本人には言わないさ。私が1人静かに思っているだけ。
学校の通知表も、悪くはないが良くもないという平均値。
学力も、悪くはないが生来の雑さが非常に目立つ。字も汚い。
つまり何が言いたいかというと、お世辞にも合格するとは思えないのです。
これは、上の子と比較しても「無理じゃない?」と思うので、この評価は間違っていないと思います。
さてでも親として、上の子は一生懸命サポートして頑張らせたのに、下の子の意思に反して受検させないというわけにはいきません。
基本的には、同じことをさせてあげねばと思います。
「合格するタイプじゃないよな」こんなふうに思っていても、どうせ受けるのなら合格させてあげたいと思うのが親心。
あの辛かった受検の日々をもう一度するのかと思うと嫌になるけど、それでも可能性が少しでもあるのなら、できることはしてあげたい。
ということで、ここからの3年間。わが家の第二子との受検記録になります。
塾はとりあえず、この1年間は考えません。
進級の節目で、どうにもならなかったら考えるかもしれませんが、基本的には上の子と同じ利用方法になるかと思います。
まずは受検ことはじめ。何から始めるか?について。
わが家の4年生が国立中学受検のために身に付けておきたいこと
再度お伝えしますが、うちの下の子は国立中学向きではありません。
「通知表は平均値」「学力も平均値」「性格が雑」「第一印象悪め」
今のままではもちろん無理だと思いますが、なんせあと3年もあるんだから。
小さいことからコツコツと始めていきます。
丁寧な生活と丁寧な学校生活
これに関しては、受検のためというよりも、まっとうな小学生になるためというほうが大きいかもしれません。
まずは、普通の小学生が普通にしていることを普通にできるようになろう、というのが目標。
ここで言う「普通」とは、「やりなさい」と言われていることはきちんとやるってことです。
クラスの多くの子が、先生に「やりなさい」と言われてできることを、過不足なくできるようにしようっていう感じ。
具体的には
・忘れ物をしないようにきちんと確認する
・鉛筆は毎日削る
・字を書く時は丁寧に書く
これを日常生活にも応用して
・脱いだ服はきちんと片付ける
・部屋をできるだけきれいに保つ
・正しい姿勢で座る
うちの第二子、「0」を書くときにちゃんとマルをくっつけないんですよ。
ちびた鉛筆を、何も考えずに授業で使えちゃうんですよ。
こういう部分って、受検に関係ないようで関係あるような気がしてる。
たくさんの経験とたくさんの教養
上の子のときに思ったのが、「もっとたくさんいろんなところに行っておけばよかった」ということでした。
行ったことのある地域に関しては、知識の定着率が高いです。
有名な佐藤ママさんは、「旅行は子どもの好きな場所に。地理の勉強はるるぶで」とおっしゃってたんですけどね。
国立中学の問題には、住んでいる地域の問題がけっこう出ます。
小学校の社会で「自分の住む地域を知ろう」みたいな単元があるので、そのためでしょう。
近場を重点的に知るのなら、わが家はるるぶよりも実際に行くほうが効率的でした。
今はなかなか外出しにくいですが、時期がよくなれば、教科書に出てくる地域には今のうちに足を運んでおこうと思っています。
そして、本に触れる機会を増やしました。
活字の本はジャンルを問わずなんでも、好むものは読ませるようになりました。
(本だけは大好きな子なのです。)
マンガも読ませる。
こちらにも列挙しましたが、最近ではマンガは「ドクターストーン」がお気に入り。
ここで知識や教養を身に付けるというよりは、
(‘ω’)「こんな感じのことが書いてあったなぁ…」
というのをふんわりと覚えていれば、それでOK。
この先本格的に受検勉強が始まったときに、「そういえばあの時…」というきっかけになればそれでいいかなと思っています。
基本的な計算力の向上
大ざっぱなうちの2人目さんは、その性格がゆえに簡単な足し算や掛け算を間違えます。
分からないわけではないのに、間違えてしまいます。
このまま6年生になってしまうと、おそらく算数でどん詰まりしてしまうので今のうちに対応を。
現在は、蔭山英男さんの100マス計算を毎日少しづつさせています。
≫≫陰山英男の徹底反復 百ます計算 (陰山英男の徹底反復シリーズ) [ 陰山 英男 ]
集中しているときと集中していないときのタイムの差が激しいんですが、これも、集中の方法を学ぶ機会になるのではと思う。
また、机に座って宿題や通信教材以外の勉強をするという癖付けにも一役買うはず。
受検をやめない限り、今後は勉強量が増えていく一方なので、習慣はつけていたほうがいいですね、きっと。
まとめ
一応ではありますが上の子の経験から、「6年生のこの時期の模試でこれくらいなら、合格確率がある」という基準が分かりました。
まずはそこに向けてがんばる。
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