2年後に入試を迎えるわが家の次女、正直、合格を期待できるような雰囲気ではないので、今からコツコツと対策を始めています。
いろいろと実験的に行っていますが、今回はしてみようと思っている作文慣れの方法を検討しています。
チラシ裏。
国立中学受検で評価されるための作文を書けるようになるには
わが家は長女の入試を経まして、自分なりの「こういう作文の形式でいいのでは?」という形を作っています。
もちろん自己流だしなんの根拠があるわけではないのだけど、次女の作文のためを思って始めた小論文添削のお仕事。
必ず高い評価を受けるとは言えないけど、悪い作文だとは言われないんじゃないかと。
私みたいなもんが偉そうにも、思っちゃってるわけなんですね。困ったもんだ。
ということで、今回はチラシ裏。
今後、定期的に作文を書く練習をしていこうと思っていますが、そのテーマとサンプル文をまとめておきたいと思います。
まさに書きなぐりの状態なので、「これどうなの?」という部分もあるかもしれませんが、生暖かい目で見ていただけたらと思います。
正解が決まっているものではないので、その辺もご了承を。
あくまでも私が教えやすい、うちの子が書きやすいを前提にしているので、悪しからずです。
ちなみにですが、塾の力をできるだけ使わずに受検を考えている場合、塾に通うのをギリギリまで待ちたいという場合には、慎重になったほうがいいです。
作文の場合は添削をして良い書き方に変えていくことが必要なので、親が書くことや読むことに苦手意識があるのなら、早い段階で作文講座を検討するのもヨシです。
ブンブンどりむは、作文に特化している講座なので「子どもの作文に」だけでなく「親が作文を教える」という点でも、つかめるものがあるのではと思います。
体験教材をもらえる講座もいくつかあるので、「どのように教えていくか?」という観点で見ると、また違った価値が分かるかも。
体験教材のある作文講座はこちらでまとめているのでどうぞ。
国立中学受検のための作文例
400字:段落数3
序論、本論、結論に分ける。
序論:テーマや質問に対する答え
本論:序論の主題に対する根拠やエピソード
結論:ここまでを踏まえ、主題の再提示
国立中学校入試の作文テーマは、資料をもとに考えるものや、文章を読んでその内容を踏まえて書くものなど様々な形式があります。
わが家では、どういう形式がきたとしても大まかな構成は同じにしたほうが分かりやすいのではないかと思っています。
何にしても一番重要なのは「問われていることに正確に答える」ということ。
簡単にできているようで、意外と横道にそれちゃいがちなので、チェックするときにしっかりと意識をしないといけません。
1.小学校生活でがんばってきたことは何ですか
序論:私が小学校でがんばってきたことは、部活動のバスケットボールです。
本論:最初はうまくドリブルができず、シュートをしてもゴールまで届きませんでした。ですが自宅で毎日練習を続けていくと、少しずつできることが増えてきました。試合に出られるようになり、シュートを決めることができました。
→・諦めずに努力をしていれば、今までできなかったことができるようになる。報われるはずだ。
・できないからといって諦めるのではなく、どうやったらできるようになるか考えることが大切。
結論:中学校に入って難しいことやできないことがあったとき、諦めたくなることもあるかもしれません。ですが、小学校のバスケットボール部で初めてシュートが入ったときのことを思い出し、努力することを忘れずに取り組んでいきたいと思います。
2.読書にどんな価値があるか、あなたの意見を書きなさい
序論:私は、読書をすることの価値は想像力がつくことだと思います。
本論:私が今読んでいる本は○○です。10歳の女の子が、ジャングルや砂漠などさまざまな場所で冒険をする話です。
→自分が行ったことのない場所でも、頭の中で想像して、主人公の女の子とともに冒険できる。
→文章から、女の子の心情を想像して知ることができる。
本の中の登場人物の気持ちを想像することは、目の前の友だちの気持ちを想像することに似ています。読書をすることで、相手の気持ちを思いやることができるようになると思います。
結論:読書をすることで得られることは、家族や友達を思いやれるようになることです。自分の周りにいる人とのコミュニケーションを上手にするための想像力こそ、読書の価値だと思います。
読書の価値を「語彙力」「知識」などにする場合は、それが分かる体験を書く。
学校の授業で発表して褒められた、自由研究に役立てたなど。
3.友だちと意見が食い違い喧嘩してしまいました。あなたならどうしますか。
序論:私なら、考え方が違っている点や似ている点を見つけ、お互いに納得できる考えにたどり着くまで話し合います。
本論:私は、友だち関係に大切なのは、無理に相手に合わせることではなくお互いの良い部分を吸収し、成長できることだと思います。
→発表会の意見が食い違ってしまったことがあったが、2人の意見の良い部分を合わせることで、自分だけでは思いつかないような良いものができた。
→私が気づいていなかったことを、友だちが指摘してくれて初めて知ることができた。
喧嘩で終わらせてしまうのではなく、話し合い相談しあうことで、もっとよい関係が築けるのではないかと思います。
結論:中学校になっても、意見が違ったときに指摘してくれ、けんかをしてお互いを高めあえるような友だちを作りたいと思います。
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