長女の国立受検合格からはや2年。
いよいよ下の子がもうすぐ6年生になるという年齢になり、受検対策も本腰を入れなければいけない時期になりました。
あーどうしよう、まったく受かる気がしないのですが、本人がやりたいというので私もがんばらなければいけません。
これはわが家の子どもが、4年生5年生のときに何をしたか?ということのまとめです。
まだ合否はおろか入試すらもまだなので、正解か不正解なのかはわかりません。
受検が終わって結果がわかったとき、「この時期にはこういうことをしていてもいいんだ」あるいは「この時期にこういうことをしていてはだめなんだ」という、ちょっとした参考になればと思います。
国立受検志望の子が4年生、5年生の時期にしていたこと
上の子が志望していた国立中学に入学したのが、下の子が4年生のとき。
そのため、下の子の受検を意識し始めたのも4年生のときです。
わが家が志望している国立中学は、都市部の難関校ではないので、対策を始めるのは5年生あるいは6年生というケースがほとんどです。
地域によってはまったく参考にならない場合もあるので、あしからずです。
4年生でも5年生でも、特別な勉強、要は受検勉強的なことはなにもしていません。
ある程度の学力は必要なわけですが、わが家の志望校の場合、学力以外に身に着けておいた方がいいことが多いなと感じていたからです。
そのため、学力をあげるための勉強に時間をつぎこまなくてはいけない6年生になるまでに、それ以外のことをさせておきたいと思いました。
こういったことについては、過去問を参考にしてみるといいかなと思います。
勉強面
とはいえ、勉強面で何もしていないかというとそこまで何もしていないわけでもなく。
一般的な家庭が普通にしていることを、普通にさせていた、という感じです。
計算の反復練習
これは、うちの子が苦手だからというのも大きいのですが、基本的には毎日(といいつつさぼる日も多いのだけど)させるようにしています。
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朝の10分くらいでできるものなので、それほど負担にもなりません。
なのに何で毎日できないんでしょうね。母も子もさぼりがちです。
自主勉強
こちらはもう、わかりやすく通知表対策です。
うちの子の志望校は調査書に通知表が記載されるので、良いに越したことはありません。
自主勉強は、子どものやる気を先生にアピールしやすいので、がんがん利用すべき。
小学校の評価基準が変わったことはご存じかと思います。
「テストの点数だけじゃよい評価にならない」というやつなんですが、授業で手を挙げられずアピールが苦手な子は、どうしても積極性を伝えづらいんですよね。
その点、自主勉強は、努力の過程を形として提出することができます。
しかも、どの教科でもいいんだから、活用しない手はないですね!
勉強以外のこと
さて、わが家が4年生と5年生で重視しているのはまさにこの分野。
勉強以外の面で、どれくらいの経験ができるかということが、けっこう重要なのではないかと。
正しいのかどうかはわからないけど、そう思っちゃうんですよね。
朝の音読
朝の音読は、学校に行く前、子どもの髪を結んでいるときにすることを習慣に。
内容はなんでもいいと思うんですが、わが家はずっと音読プリントを使っています。
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こちらは、名作と呼ばれるものの冒頭部分だったり、有名な俳句や和歌だったりをまとめたもの。
『にほんごであそぼ』に出ているような、ああいう文章がのっています。
子どもの記憶力はすごいもので、1か月ほど続けているといくつかを暗記し始めます。
だからなんだって話ですが、作家名とタイトルを知っておくだけでもいいんじゃないかと思っています。
寝る前の読み聞かせ
小さいころから寝る前に読み聞かせをしている方も多いと思いますが、わが家では今も継続中。
受検期に入るとなかなかできないので、今のうちに、です。
小さいころは普通に物語を読んでいたんですが、現在は「なんとなくタメになる」をテーマに読む本を選定。
星座にまつわる話とか、落語とか、名作のあらすじとか。
特におすすめなのは、名作のあらすじ。
日本のものでも海外のものでも、名作のあらすじを集めた本は図書館に何冊もあるので、それを利用しています。
難しすぎて大人でも読み切るのがしんどい、と思うような作品でも、あらすじならけっこう聞いてくれるんですよね。
子どもが細かな内容まで覚えておく必要はないと思っていて、たとえば『変身』なら「虫になっちゃったんだよね」でOK。
大まかな内容をうっすらと覚えていれば、それで十分かなと思っています。
まあ、6年生になって読まなくなれば忘れちゃうかもですけどね。
習い事
うちの子は今1つだけ習い事をしていますが、まったく上手ではありません。
なんなら後から入ってきた子に抜かれちゃうくらいに上達が遅くて、親が言うのもなんですが、センスないだろうなぁと。
まあそんなことはどうでもよくて、習い事で経験させたいことはただ一つ、「努力をすれば報われることがあるという実感」です。
もちろん受検勉強をするときのモチベーションにもつながるのかもですが、私の場合はそれよりも、作文や面接に役立つと思ったんですね。
「コツコツと地道な努力をして何かが得られた」という体験は、わりとどんなことでも応用して使える最良のネタになります。
ただこれ、子どもなので、やはり自分が実感することが重要でもあるわけですね。
そのためにはまず、努力をしないといけません。
家で決められた練習を毎日続けるとか、週末に家族で練習をするとか、そういうの。
そのうえで何らかの成果を出さないといけないので、けっこう大変でもあります。
が、成果は「先生に褒められた」「進級した」とかそういうのでもいいと思うので、それほどハードルを高くする必要はないかなと思います。
まとめ
今は11月なので、あと数か月で入試1年前に突入します。
不合格だったときのイメージばかりが頭の中を占拠しており、今から不安な気持ちでいっぱい。
子どもよりも私の気持ちのほうが折れてしまいそうなのですが、張り詰めすぎず頑張ろうかなと思っています。
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