入試の日が目前に迫ってきました。
私立も国立も公立も含め、受験生ママたちはみなさん、どんな心境でしょうか。
私はというと、波はありますが総じてメンタルが不安定です。
YouTubeの中学受験ドキュメントとか見て涙を流すっていう、メンヘラが発揮されています。
さて、入試もまだなのに早計ではありますが、合格発表の確認法について考えています。
国立中学校(一部)の合格発表が掲示板のみなのはなぜだろう
最近の合格発表はネット掲示が増えている中、わが家の志望校は校内掲示板での発表のみです。
電話での問い合わせは受け付けておらず、郵送もされていません。
合格者はその日の決められた時間内に手続きをする必要があるので、必ず掲示板を見に行かなくてはいけません。
そりゃあさ、学校側にとっては、張り出して見に来てもらって、合格者だけ手続きしてもらうのが一番楽だしコスパが良いのは分かる。
ネットだとつながりにくいとか何だかんだと問題があるでしょう。
郵送だと届くまでのタイムラグがあったり、コストがかかったりということもあるでしょう。
ですが、国立中学や公立中高一貫校はただでさえ受検者数が多いです。
わが家の志望校でも、おそよ800人ほどの子たちが受検し8割~9割の子が落ちます。
掲示板の前で喜ぶことができるのはほんの一握りで、大多数が阿鼻叫喚だろうと思われます。
がんばって勉強しているとはいえ、それはどの子も同じこと。
落ちる可能性が高い入試の合格発表を、子連れで見に行くのってものすごく怖い。
番号がなかったときのショックを、自分のと子どものとまとめて受け止められるのかと、ものすごく怖い。
子どもにとっての合格発表ってどんな価値があるのだろう
直前になったこの時期、新しいことには手を付けず、ひたすら今までの復習をしています。
もちろん子どもも私も、合格するつもりでがんばっているし、子どものがんばりが報われると信じたい。
でもその一方で、数百人が受けるであろうことが容易に推測できる受検番号を見て、「うちの子が選ばれるか?」という気持ちも少なからずあります。
私は決してトンビ以上ではないし、うちの子も鷹ではありません。
平凡な能力の母子が、一生懸命努力をしたところで、数百人から選ばれる一部精鋭になれるのか?というネガティブな気持ちが渦巻きます。
私が一人で掲示板を見に行って、合格の場合はもう一度子どもと一緒に見に行く。
不合格の場合は、私が口頭で子どもに伝える。
そのほうが子どもにとってはいいんじゃないか。
というよりも、喜ぶ子の横で傷つくわが子の姿を見なくてもいいんじゃないかという、私のエゴ。
でも、ふと「子どもにとっての合格発表の価値」を考えてみたりもします。
私立の子たちに比べたら短い期間ではあったけど、テレビやゲームを我慢してしっかりとやってきた受験生。
その結果を自分の目で見るということも、子どもにとっては必要なのか?
12歳の子どもに、現実を受け止めさせることの是非が、私にはまだ分かっていないのです。
子どもにとっての中学受検は親のためでもあったのだと知る
子どもに「合格発表どうする?」と聞くと、自分で見に行きたいと。
できれば私には校門付近で待っててもらって、自分一人で見に行きたいと。
理由を尋ねると、「不合格だったとき、それを最初に知るのがママであってほしくない」
きっと、がっかりさせたくない、掲示板の前で自分なりに区切りをつけたあとに母親の前に出たいという気持ちがあるのかもしれません。
母親を心配させたくないという、子どもなりの配慮なのだろうと思います。
なんだよ、私のことなんて気にしなくていいんだってば。
小学生にとって中学受検のモチベーションは、親に喜んでほしい褒めてほしいというのが大きいんでしょう。
そう思うと余計に、報われて欲しいと切に思う。
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