国立中学受検【2021】作文対策に知っておくと良い今年の時事問題

国立中学受検コラム

国立中学受検では、作文が出題される学校が多いです。

学校によって「資料読み解きが多い」「小学校生活に関することが多い」などなどの傾向がある場合もありますが、時事を取り入れた出題もありますよね。

だいたいは問題文の中で説明されているはずですが、予備知識として知っておくと、書きやすくなるのは間違いありません。

ということで、作文問題に出るかも?な時事問題を集めてみました。2021年入試の子向け。チラシ裏。

※あくまでも個人的に思うところなので、参考程度にお願いいたします。

 

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2021年国立中学受検の作文に出題されそうな時事問題

国立中学校の作文ということにフォーカスをあてるならば、知っておきたい知識は深さを求められるわけではないかと思います。

ちらっとした知らないを知った顔して書くのはマイナス評価になりそうだし、そもそも小学生に難しい時事問題を理解できるとは限りません。

理解させようと思うとそれこそ、4教科の勉強に支障が出るほどの時間が必要ですしね。

 

作文対策として時事問題を復習するなら、食事の時間やお風呂の時間に、軽く話題として出すくらいでちょうどいいのではないかと思います。

出題内容が初見であるものと、「聞いたことあるな」というものでは、メンタル的に雲泥の差なのではないか。と思う。

そして私立中学ではなく国立中学なので、あまり難しい時事は選ばれないだろうという気もしてる。

 

さて、「国立中学校入試向け」ということで考えるならば、今年のニュースは以下。

・新型コロナウイルスの感染拡大

・東京オリンピック・パラリンピック延期

・豪雨被害

・安倍政権が終わる

そのままが出ることは少ないと思いますが、この出来事の派生問題として、という立ち位置なら出題されることもあるかもしれません。

 

以下、分野ごとに予想してみる。

 

新型コロナウイルス関連

子どもの生活にも大きな影響を与えたコロナウイルス。

受験生にとっては、学校の授業の進行度や塾のオンライン化などなど、不安な面も大きかったですね。

今もって収束されず、マスクをせずに外出できるようになるのはいつになるやらです。

 

新型コロナウイルスは、2019年末に中国で発見された新種のコロナウイルス。

感染者の多くは軽症だが、高齢者や持病のある人は重症化しやすいとされている。

感染経路は飛沫感染と接触感染。

 

2020年4月には緊急事態宣言が出され、全国の学校が休校措置。

新しい生活様式も広まった。

重要語句としては「ソーシャルディスタンス」「3密」「緊急事態宣言」「テレワーク」など。

 

国立中学校受検での作文テーマとして考えられるのは、こんな感じでしょうか。

・コロナ禍の中での友だちとのつながり方について、思ったことを書きなさい。

・感染症を避けるための試みとして、あなたが思い浮かべるものを書きなさい。

・新型コロナウイルスの感染拡大で、あなたがもっとも問題視していることを説明しなさい。

・新型コロナウイルス感染拡大後、あなたの生活で変わったことを答えなさい。

 

うーん、なんだか漠然としますね。

ただやはり、2021年の入試ではコロナウイルスについては出題予想されている方が多いです。

時事としては外せない部分でもあるので、確認はしておいたほうがよさそう。

 

政治面

受検するのは小学生なので、そこまで切り込んだ内容や難易度の高い問題は出てこないはず。

ですが、6年生では現代史において内閣や国会などの知識も学びます。

もしかしたらってことで。

 

・2020年9月、7年8か月に及ぶ歴代最長政権であった安倍晋三首相が辞任。第99代菅義偉新首相が誕生。

・辺野古新基地建設問題

 

「辺野古新基地建設問題」に関しては、そのものズバリは出てこないにしても、派生問題としては出る可能性もあるのかなと。

環境問題や動物愛護などにつながるかと思います。

沖縄県普天間飛行場について、辺野古の会場を埋め立てて移す計画を推進したい政府と、それに反対する沖縄県が対立している問題。

埋立予定地周辺では、ジュゴンやアカウミガメなどの絶滅危惧種のほか、多くの生き物が生息している。

2019年2月に県民投票が行われ、反対票が7割を超える。

 

経済面・社会面

こちらも小学生には難しすぎるテーマになるので、ズバリそのままが出ることはないだろうと思います。

あるとしたら、子どもにも影響を与える変化などについてではないかと。

 

・国内総生産(GDP)が2020年4月~6月期に戦後最悪の落ち込み

→コロナショック

・キャッシュレス決済

・レジ袋有料化

→2020年7月より、レジ袋を受け取らない人を増やしてごみを削減することが目的

・SNSでの誹謗中傷

・集中豪雨

→土砂災害、河川氾濫。地球温暖化、ハザードマップ。

・ウポポイ(民族共生象徴空間)

→アイヌ語で「歌う」。2020年7月、北海道白老町に開業。

 

作文テーマとしてはこんな感じでしょうか。

・コロナショックで落ち込んだ消費を元に戻すためには何が必要だと思いますか?

・ごみを減らすためにあなたができることはどんなことだと思いますか?

・SNSのメリットとデメリットをどのように考えますか?正しい使い方は?

・現金を使わないキャッシュレス決済のメリットは何だと思いますか?

・ハザードマップを今より身近にするためには?

 

国際面

イギリスのEU離脱やアメリカの大統領選挙は、テーマとしては難しいので割愛。

問題としては出しにくいのではないかなと思いますが、どうでしょう。

 

その他としては、「国連世界食糧計画(WFP)」

飢餓のない世界を目指して活動する国連の食糧支援機関。2020年にノーベル平和賞を受賞。

 

現在、世界では生産された食品の約3分の1にあたる約13億トンが毎年捨てられている。

食品ロス(まだ食べられるのに捨てられる食品)の問題。

この部分にからめ、食糧問題関連は出題しやすそう。

・食品ロスを減らすためにあなたができることは何ですか?

・食品ロスを減らすために大切なことは何だと思いますか?

 

また、SDGBs(持続可能な開発目標)も今年のキーワード。

人類の未来を変えるために世界が一丸となって解決しなければいけない、17分野の目標を設定したもの。

テーマとしては難しいが、分野ごとに見ると身近なものも。

「貧困」「飢餓」「健康と福祉」「教育」「エネルギー」「温暖化」「平和」などなど。

 

2020年に周年を迎える出来事

・日本書紀完成から1300年

・国際連盟発足から100年

・国際連合発足から75年

・日米安全保障条約(改定)締結から60年

・所得倍増計画発表から60年

・イランイラク戦争開戦から40年

・WHOの天然痘世界根絶宣言から40年

 

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まとめ

随時更新します。

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