今年入試だった皆様、お疲れさまでした。
今までピンと張り詰めていた糸がバチバチに切れて、母子ともにボーっと日々を過ごしています。
さて忘れないうちに、国立中学受検入試の前日から当日のスケジュールと、しておいてよかったことやしなければよかったことをまとめたいと思います!
来年受検予定の方々の参考になればです。
国立中学受検前日から当日のスケジュール
うちの子の志望校は、2日に分かれて行われます。
受検者数がべらぼうに多いことと、面接があることから、半日ずつを2日に分けて行われました。
今年はコロナの関係で、換気を行いながらだったようなので、その影響もあったのかもしれません。
国立中学受検前日に行ったこととスケジュール
気ばっかりは焦るんですが、直前期には新しいことには手を付けず、ひたすら今までの復習をしていました。
今になって思いますが、これは「こうしておいてよかった」ことの一つ。
受験生とはいえ、まだまだ子どもである小学生は、なによりもメンタルの管理が大事。
直前に知らない問題に取り組んで精神的に不安定になることを、まず避けたほうが良いと感じました。
特にうちの子は、メンタルが絹ごし豆腐なみにヤワヤワですからね。
「落ちるかも…。落ちるの…?落ちる!絶対落ちちゃう!」になりかねん。
基本的には前日も、今までと同じような1日でした。
いつもと同じ量の勉強ではあったんですが、朝の時点で「今日は22時には絶対寝るから」と宣言。
その時間の範囲内で、自分が納得できる勉強をさせることにしました。
具体的には、今までやってきた問題で何度も間違える問題を集めたノートがあったので、それのやり直し。
あとは、どうしても作文をもう一度だけ書きたいというので、作文。

作文に関しては、自身を持つためだったんだろうと思います。
なんとか納得できるものが書けたようだったので良かったですが、そうでなければいくつも書いていたかも。
そうなっちゃうとあまり良くないですね。
もう今さら何をしてもそんなに意味がないと思う母としては、ゆっくり休んでリラックスしてほしかったのだけど。
本人は落ち着かないようでした。
「ここまでやれば満足」というラインが本人なりにあるようだったので、その分だけをさせる感じに。
私はというと、前日になると腹が座ってくるというかなんというか。
陣痛理論ですね。直前になりすぎると逆にリラックスできるっていう。
前日夜のメニュー
受検成功した子の前日のメニューに鍋物が多いと聞いたので、わが家も鍋物に。
初めて食べるものはもちろん、食べ慣れていないものも入れず、普通の日の鍋物にしました。
ちなみにわが家の場合は2日間試験があったんですが、1日目の夜はおでんでした。
子どもが好きなもの、体が温まるもの、消化が良さそうなものをチョイスするといいのだとか。
腹八分目を意識して、食べ過ぎないように注意を。
国立中学受検当日のスケジュール
試験開始の約3時間前に起床。
だいたいいつも通りの時間だったので、特につらそうな感じでもありませんでした。
特にテキストを開くでもなく、普通に朝ごはん。
この日の朝ごはんは、お味噌汁とおにぎりでした。いつも通り。

ちなみに私は、いつもよりは早起き。
子どもを起こす前に身支度を済ませておきたかったので、いつもより30分ほど早起きをしました。
子どもは緊張してるのかしてないのかよく分からん。
現実味がないっていうのが、一番的を射てるのかもしれません。
とりあえず、受験票と筆記用具だけは何度も確認。
受検当日のお昼ごはん
以下、2日連続で入試がある場合のみです。
今年は保護者控えがなかったので、子どもが入試をしている間に帰宅。
お昼ご飯の用意をしてから、お迎えに行きました。
子どもと帰宅後、お昼ご飯にカレー。
その後は、翌日の面接に向けてちょこっと練習をして、注意しなきゃいけないことのまとめ。
足をバタバタさせちゃダメとか、他の子が話している時の聞き方とか。
その後、早めにお風呂に入って夕飯を食べてお布団の中に。
筆記試験が終わったこともあり、気が緩んでいる様子もありました。
そりゃそうだな、山場が終わった感は母にもあった。
とにかく、「今は合否ライン上にいると思え!明日の面接で合格ゾーンに入るんだ!」と言ってモチベーションを上げようと親は必死。
この日は21時には就寝です。
国立中学受検を終えたから分かるしておいてよかったこと
いやまだ合否が分かっていないので、良かったのかどうか本当のところは分かりませんが><
少なくともわが家の場合は、子どもが落ち着く上ではよかったと思うこと。
分かりやすい間違い問題集を作る
入試当日の朝や移動中、会場の席に座ってから。
テキストを出して読んでも、たいして頭の中には入ってこないんですよね。
きっと入試会場に持って行くテキストなんて、落ち着くためのお守りのようなもんなんでしょう。
わが家の場合は、今までに何度も間違えた苦手な問題を科目ごとに抜粋して、苦手ノートを作っていました。
目安は、3回以上間違えた問題です。
ノートと言ってもそれほどの量ではなく、短時間ですべて見直せるくらいのものです。
んで多分、網羅しているわけではありません。
ですが子どもにとっての信頼度は高く、「この問題の分野以外は解ける」という気持ちがあります。
(‘ω’)「これを直前に確認したら、とりあえずは大丈夫!」という感じで。
だから当日の移動中、このノートをパラパラとめくって、入試会場でもパラパラとめくって。
実際には、「苦手ノートには書いていなかったことが解けなかった」と言っているので、信頼度は高くないんですけどね。
入試直前に、子どもが自信を持つためのアイテムとしては効果を発揮してくれたんじゃないかと思います。
入試で使う時計に慣れておくこと
これはもう皆さん、当然のことなのかもしれませんが、わが家は直前に焦ってしまったので一応。
受検にはデジタル時計ってあまり良くないようですね。
一目見て残りの時間が分かりにくいとか、デジタルは音が鳴るかもしれないとか、いろいろあるみたいですが、受検には針がついたアナログ時計が定番。
どうでしょう、みなさんのお子様は、時計を読むのって得意でしょうか。
うちの子は長針と短針がついた時計を読むのが苦手だということを、私が知ったのは入試1週間前のこと。
そしてローマ数字を読めないということを知ったのも、ちょうどそのくらいのとき。
まじかよ、わが家にあるアナログ時計はローマ数字のやつしかないぞ!
慌てて算用数字のアナログ時計を買って、数日間それを使わせて慣れさせました。
普段から勉強するときに使っていれば、もっと安心して臨めたかもしれません。
入試会場に時計がないのは、けっこうあるあるだと聞きます。
できれば夏以降は、入試に使う時計で模試などに行ったほうがいいだろうと思います。
わが家はギリギリでした。
まとめ
一番危惧していた「焦って何も手につかない状態」にはならずにすんだようです。
悔いのない不合格をポリシーにしているわが家としては、本当に良かった。
ベストを尽くしてくれることは、何よりです。
まずは、前日も当日も「いつも通り」が一番良いのだろうと思いました。
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